気もちいことがお好き。-4
「―――――ッ!んはぁあああああ!!!」
『っ、ん・・・すっげ・・・』
イッたばかりの膣内は軟体動物のように俺の竿に絡まり、引き千切られそうなくらいの強さで収縮を繰り返す。
(・・・やべ、良すぎて・・・うかつに動けない)
一時の休息。
まだ息の整わない郁が、俺の肩を抱きしめたまま後頭部の髪をといれくれた。
ゆっくり、何度も。
なんだかそれがいやに心地良い。
白い首筋に頭を預けた。
(・・・なんだ、この感覚。)
郁がぎこちなく首を引き、俺の様子を伺ってきた。
―――――ばかだな。
こんな近くちゃ目なんて合わせられないよ。
自然と笑みがこぼれた。
頭を上げ、かわいい瞼にキスを落とす。
『・・・も、動いても大丈夫?』
「・・・大変だったのは夏目さんの方じゃないですか?」
『・・・へー。そういうこと言っちゃうの?』
図星だが、いたずらっぽい笑みに仕返しをしたくなった。
え?え?と傾げる郁を尻目に、郁の両脚を肩にかける。
膣の角度が変わった分、挿入が深くなる。
ゆっくり顔を近づけると俺のからだの重みでさらに奥へと突き刺さった。