気もちいことがお好き。-3
「なつ・・・っ、い、息を・・・ンン!」
呼吸する時間が惜しい。
自分の重みに任せて郁を押し倒した。
馬乗りになり、唾液をすべて郁の口腔内に流し込む。
あふれ出た唾液が、郁の口角から首筋につたった。
「ひゃ、あアん!」
その唾液をすくい取るように、首筋から口角に向かって舐め上げる。
二人とも、キスだけで汗だくだ。
脳内の酸素が足りない。どれだけ吸い込んでも楽にならない。
それでも欲してしまい、シーツの汗は誰のものかわからなくなっていた。
秘部に腕を伸ばすと、気絶前の行為がなかったかのような潤いだった。
指2本を一気に奥まで突き上げると、俺の下にあるからだが大きく跳ねて互いの舌が離れた
「ふっ・・・んあああぁあ!」
『ちゃんと俺の舌咥えこんでないとダメじゃん。』
「あっ!っ、はぁっ!あぁん!」
舌を差し出しても、郁は悲鳴をあげるばかり。
『郁。今度は気失うんじゃねえぞ。』
避妊具をつけた破ちきれんばかりの肉棒を、郁の中心にあてがった。
「い、いや・・・!だめ、待って・・・」
『さっきおあずけ喰らったから、もう限界。』
郁が言い終わる前に拒否の旨を伝え、重い一突き。
ズシ、と鈍い音がしたような感覚に陥った。