secret night-V-3
若干の隙間から舌をねじ込み、悠莉の舌と自分の舌を絡める。
「んっ・・・ふ・・・」
悠莉が苦しそうに喘ぐ。
そんな可愛らしい声を聞くともっと苛めたくなる。
陽斗は激しいディープキスを続けながら、右胸は鷲掴みするように揉み、左胸は乳首を指で弾く。
唇を塞がれているため呼吸が苦しそう。
やっと唇を離したと思えば、次に右の乳首を舐め始めた。
次に首筋から、耳、鎖骨、胸、へそを舐め回す。敏感な悠莉は舌の感触に体をビクンと震わせながら耐える。
次第に下が濡れていくことを感じ始める。
いつもなら上半身だけいじり、下の濡れはシャワーやらトイレのウォシュレットやらで洗い流していた。
なのに今日は陽斗は終わらせる気配を見せない。変に感じたのか、
「これでおしまいでしょ・・・?」
「いえ、今日はいつもとは違いますよ?いつまでもワタシが甘いなんて思わないでいただきたいですね」
「え・・・ちょっ・・・それって」
そう悠莉は処女だ。
「そう。お嬢様の考えていらっしゃる“それ”です。上半身だけのセックスだなんて男には生殺し同然なことお分かりいただけませんか?」
と冗談っぽく言う。