一部の地域で迷惑-4
「告られたらしいじゃん?」
「へ?」
「俺意外の男が欲しくなった?」
「よ、芳っ……んんっ?!」
芳郎は璃子の答えを聞かずに唇を奪った。
「んぁ…よっ……んぅ……」
容赦なく暴れる芳郎の舌に、璃子は必死についていこうとする。
唾液が次々と注がれ飲みきれなかった液体が口から溢れた。
「んくっ……ん〜…」
激しくメチャクチャに口腔内を犯し、満足した所でゆっくり唇を離す。
酸欠で意識が朦朧としながらも璃子は離れる芳郎の唇を舌で追った。
芳郎の唇と璃子の舌を光る糸が繋ぐ。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「はっ……はっ……」
2人の荒い呼吸が化学準備室に響いた。
芳郎はそのまま璃子の首筋に顔を埋めて舌を這わす。
「はあっんっ」
璃子は首が弱いらしくそれだけで膝がガクガクした。
芳郎は璃子が崩れ落ちないように、璃子の足の間に入れた自分の足をグッと上に上げる。
「ぁうんっ」
芳郎の太股が淫核を擦り、璃子はぎゅうっと芳郎の腕を掴んだ。
「何?もう感じてんの?下着越しだぜ?」
芳郎は太股をぐいぐい押しつける。
「んあぁっあっだってぇっ」
「ははっやっぱ、淫乱だ……でも、お前は俺のもんだからなっ」
芳郎は璃子のリボンをほどくと、璃子の両手をひとつにまとめて結んだ。
それを頭上にあるフックにひっかける。
実は時計が掛かっていたのだが外しておいたのだ。
「どう?こういうのもゾクゾクするだろ?」
グリグリと淫核を刺激しながら聞いてくる芳郎を見た璃子の背中に電流が走る。
芳郎の目に渦巻く妖しくも色っぽい何かに囚われたような気がした。
「はぅんっ…ちょっと……恥ずかしいかも……」
「ふうん」
芳郎は体を離して璃子のシャツをスカートから引き出すとボタンをプチプチ外す。
白い生地に黒いレースのセクシーなブラジャーがあらわになった。
「エロ……」
「や……やだぁ……」
璃子は躰をくねらせて恥ずかしがる。
芳郎はポケットから携帯を取り出して璃子に向けた。