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野生の悪魔が現れたっ
【ファンタジー 官能小説】

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契約@-2

 それは脇腹にも、腿にも、脛にも、足裏にまで及んでいる。
 どの舌も意思を持って各々這い回り、一斉に押し寄せる快感が否が応でも彼を喚かせるのだ。

「ふふっ……こんな所も気持ちいいんですよね?」

 と足の指をくわえ、じっくり舌を這わせるミルルもいれば

「乳首がビンビンに勃ってますよ? 可愛い……」

と乳頭を押し付け、尖り同士を戯れさせるミルルもいるわけである。

「んぁッ! 修一さんッ……おっぱい出ちゃいますよ? くふんッ! ああぁッ……」

 口元の豊乳が搾られ、修一がくわえる二つの乳首から甘ったるいミルクが注がれた。

「はあんッ……ゾクゾクしてますね……ここも感じるんですか?」

 脇に、先程よりも強く押しつけられる舌。

「おっぱい、もっと強く挟んでみましょうか……」

 肘から先を挟み込む双丘。

「んッんんッ! はうぅッ! もっと……強く搾っていいんですよ? ひあッ、あああッ!」

 手の平に揉み応えを感じれば力強く掴んでしまい、

「くひんッ! ぁッ、あッ! 舌に弾かれるのッ、気持ちいいッ! んんッ!」

口内の噴乳が止まれば強請るように弾き上げてしまう。

「修一さん、お仕置きって言ってるのに……」

 ただ一人、彼の股の間で頬に人差し指をあてていたミルルは、幼気な顔に艶めかしい笑みを浮かべ、背徳感を存分に感じさせていた。

「本当に……どうしようもないチ○ポですね?」

 彼女は白い靴の爪先を彼の暴れん棒に向けていく。

「くあッ……むぐッ、ん゛ッ……」

 修一は裏筋に触れた刺激に思わず腰を突き上げていた。
 方々から送られてくる快感の興奮を一点に集めつつも、そこには何の刺激もなかった。
 しかしたった今、ほんの僅かに刺激が加わったのだ。

「お腹まで我慢汁を撒き散らして……お仕置きなんですから、少しは我慢したらどうなんですか?」

 張り詰めた肉棒を罵るミルルは、軽く当てた爪先で何度も裏筋を往復させる。
 その焦れったい快感に剛直を下腹部へ打ち付けながら、修一は変わらぬ身体全体からの快感にもだらだらとカウパーを溢れさせてしまうのだった。
 やがて何もない天を穿つように腰を上下に振り出してしまう始末。

「ほら、腰が動いてますよ? 恥ずかしくないんですか? こんなに穴を求めて……発情した種馬さんみたいになっちゃってますよ?」



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