「欠けたピース」-1
狂いすぎている日々
人はそれを隠すことに必死で
自身、壊れゆくことに盲目
神は云う
目を背ける事なかれ
人は言う
目に映るものだけが真実
誰もが、欠けた世界のカケラを探す
なんて愚か
欠けたパズルのピースは何処にもない
ほら、聞こえる
何処かの場所で
誰かの悲鳴
ピースなど何処にもない
狂いすぎている人々
誤魔化しながら送る日々
「欠けたピース」【エッセイ/詩 その他小説】
