雅江への異常なる執着-2
「俺が会社に入った時に、もう雅江は会社にいた。俺より５歳上だから、２８歳ぐらいか？少しすると雅江は結婚したけど、そん時は特に何の感情もなかったし、俺は年下が好きだったから、もうすぐ三十路の人妻なんて別に気にもならなかったよ。あまり話もしなかったけど、ただ優しい人だなとは思ってた。俺はナンパとか、風俗とか、自由気ままに女遊びをするのが好きでさ。特に風俗は可愛い子を自分で選んで遊べるだろ？だからあちこち行って可愛い子を見つけて遊びまくったよ。」
「川田くん、風俗遊びしてたんだ…。意外だね？」
「大好きだったね。特にデリヘルにははまったよ。でも歳取るごとに飽きて来て、女遊びする回数も減っていったよ。性欲だって盛りが過ぎて落ち着いてきたしね。そんな時期に、妙に雅江が気になり出したんだよ。雅江が２０代の時は全く何にも思わなかったのに、３０を超えた頃から急に、ね？説明がつかないんだ。でも凄く気になり出したんだよ。雅江を想像しながらオナニーもした事があったし、暫くはそれで性欲は抑えられてたんだ。でも今から一年半ぐらい前か…働く雅江を、想像の中のいやらしい雅江と重なって見えてきちゃってさ。良く事務所で働いてる姿のままセックスする想像をしてオナニーしてたから、働く雅江をそういう目で見るようになったんだ。あの事務服の下はどんな体をしてるのか…どんなフェラするのか…どんなセックスするのか…、そればかり考えてた。だから雅江を見るとムラムラしてきちゃったんだ。三十路の人妻…若い時には全然興味なかったけど、もうそれがたまらなく感じてきた。雅江はいやらしい話とかは全然しなかったけど、俺は雅江から滲み出てくるようなエロさを感じた。本性は絶対いやらしい、そう信じて疑わなかった。そうなるともう止まらなくなった。想像でオナニーするだけじゃ満足できなくなってきたんだ。」
七恵はじっと健太郎の言葉を聞いている。