未開封?-3
その日の深夜。人の気配なんてまるで感じられないゼミ棟。そこの最上階に位置する僕らのゼミ室に山下を呼び出した。一人暮らしのワンルームより少し大きいぐらいの部屋。パソコンを載せたデスクや小難しそうな文献を収めた本棚。電気は落としてある。ムードもくそもない。
「夜景がきれいですね」
「思ってもないことを言うのは止めた方がいいわ」
とにかく、山下は僕の誘いに応じたわけだ。懐中電灯の光で山下を照らす。一旦家に帰ったのか服装も昼とは違う。化粧もずいぶん頑張ったみたいだ。僕は手招きする。手始めに山下の胸をわし掴みにした。グレイト、いい感触だ。
「んっ……何するの」
山下を無視し、服の中から手をいれ直に胸をなでる。さすがの巨乳だ。手の平に収まらない。無造作に手を動かし、乳首を探る。山下は何も言わない。
「で、今日の実験内容だ。口頭による質問だけじゃ分からない。目視による観測も、僕は専門家じゃないから分からない。となると、実際に入れてみるしかない。出血が確認できれば山下は新品だったことになる」
「却下ね。こんなことしても私になにもいいことがないじゃない」
乳首を指先で転がす。
「1つ、条件があるわ」
快感を押し殺したような声で山下がつぶやく。
「ほう?」
「もしも私が新品、処女だったら責任とって私と付き合って。もしそうじゃなかったらもう私と関わらないで」
「なかなかの条件だ。それでいこう」
服の中から手を抜く。山下のスカートとショーツを機械的な動きで脱がす。
「君にはムードってものがないんかい……」
「僕に求めるほうが悪い」
「どうする? 上も脱いだほうがいい?」
「ああ」
自ら脱ぎ始める山下。昼間は地味子だったが、今はやけに色っぽいし挑発的だ。全裸になった山下。相変わらずいい体だ。
「そこの本棚に両手を着いて、お尻をこっちにつきだして」
何も文句を言わず、言われたとおりにする山下。僕は山下の股間に手を当てる。
「トロトロだな」
「……やるなら早くしなさいよ」
「ではお構いなく」
僕はジッパーを空けてブツを出す。それを尻の割れ目に押し付ける。思いっきり力を込め、一思いに刺した。
「ひぐっ」
ずぶりと亀頭が一気に山下の中に入る。ゴムパッキンみたな感触のすさまじい締め付けだ。奥にいくのも抜くのもままらない。
「ね、ねぇ、ちょっとっ」
「なんだい?」
「入れるとこ違ってるっ、抜いてっ」
「なんで?」
「そっちはお尻の穴よ、抜いて、やり直して」
「続行だ」
「いやああっ」
めりめりと腸壁をかきわけ、より奥へと入れる。
「痛いっ、痛いってばっ」
「僕は気持ちいいけど」
「そんなこと聞いてないっ」
山下に構わず奥へと進める。半分ほど山下のアナルに入った。腸壁越しに膀胱を圧迫されたのか、山下は盛大に失禁した。
「あぁ……もうお嫁に行けないわ……」
「どんまい」
「……」
山下は何も言わなかった。もう好きにしてくれ、と意味だと解釈する。両手で山下の胸をわし掴みし、男根は根元まで刺した。あとは快感に身を任せるのみ。通常の何倍もの締め付けの中で、ピストン運動を繰り返す。僕はあっという間に果てた。