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俺のち彼女
【学園物 官能小説】

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所によって鈍感-6

「もっと気持ちいいキスもあるぞ?」

「……教えて……」

 好奇心の塊となった加藤の答えに、今村の理性が完全にキレる。
 噛みつくように唇を重ねた今村は遠慮なく舌を捩じ込んだ。

「んんっんうっ」

 口の中で暴れる舌に戸惑いつつも素直に受け入れる。
 お互いの舌を絡め、唾液を交換する……興奮と酸欠で頭がクラクラする。
 唇を重ねながら今村は加藤のブレザーを剥ぎ取り、ソファーに押し倒した。
 弾みで唇が離れたが、2人の唇は唾液の糸で繋がっている。

「どう?」

 糸を切るように口を手で拭った今村は、その手で加藤の頬を撫でながら聞いた。
 加藤は弾んだ息を整えるように大きく深呼吸する。

「凄く……気持ちいい……」

 躰の力が抜けてフワフワするような感覚に加藤はうっとりと答えた。

「もっと?」

「うん……お願い……します」

 今村は加藤に覆い被さって再び唇を重ね、たっぷりと味わいながら自分も学ランを脱ぐ。
 加藤も自分でシャツのボタンを外して、スカートのファスナーを下げた。

「積極的」

 今村は加藤のシャツをスカートから抜き出して脇腹を撫でる。

「ぁん……昨日ね……」

「ん?」

「帰ってから……自分でシテみたの」

 加藤が話してる間も今村は首筋を舐めたり、背中を撫でたりしていた。

「イケた?」

「イケたけど……今村くんにしてもらったのと全然違くて……余計、モヤモヤしちゃった」

 加藤は照れて躰をもじもじさせる。

「じゃ、モヤモヤ解消してやらねえとな」

 今村は背中に回していた手でブラジャーのホックをぷちりと外した。

「きゃっ……あっあぁんっ」

 ぐいっとブラジャーを持ち上げられ、あらわになった胸に今村がしゃぶりつく。
 両側から胸を寄せて、頂点を交互に舐めた。

「んあぁっ……アっ……気……持ちいい」

 唾液をたっぷりと塗り込み、滑りを良くすると今度は両手で両方の胸を揉みしだく。


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