secret night-U-2
だが陽斗は動じない。
「そんなに恥ずかしがらないで。今日は例のアノ夜ですよ?こんなことで恥ずかしがられては困ります」
悠莉の顔が紅潮する。
「それに・・・お嬢様、美味しかったですよ?お嬢様の味が溶けたソース」
陽斗が悠莉の耳に囁く。
「なっ・・・・!」
吐息が熱い・・・。
そう。
今日は例のアノ夜。
社長婦人がいない夜。
それは二人の恒例行事。
secretなnight・・・
長い夜が始まるのだ