剣道部の暗雲-5
「つかさばっかりコーチとお話してずる〜い!」
「愛花の家に遊びに行けばいつでも話せるんだから、ちょっとは遠慮しなさいよ〜」
「コーチ、今度の日曜日、遊びに行ってもいいですか?」
他の1年生は口々に文句を言い、大騒ぎをする。
シャワー室はまさに『姦しい』というのがぴったりな状態となった。
剣道部の練習が終わった後、顧問の沖直見は1人で部室に残って後片づけをしていた。…といってもそれは名目だ。
今日になって、突然呼び出されて聞かされた臨時コーチ就任。おかげで、急いで『あのお方』からの指示を仰がなければならなかったのだ。
「とうとう出てきたわね。当分は好きに泳がせておきなさい」
「はい…わかりました」
「お前にもちょっかい出してくるでしょうけど、上手く逃げなさい」
「はい、そういたしま…」
直見が言いかけた時だった。
「ねぇ…ちょっといいかしら?」
いきなり後ろから声が聞こえて直見は思わず振り向いてドキッとした。そこには志津が立っていたのだ!
直見はあわてて切った携帯をしまうと、笑顔で取り繕った。
しかし、目の前に立っている志津の服装はとんでもないものだった。
上は透け透けのタンクトップ。ピチピチで下乳も横乳もはみ出し、勃起した乳首が浮かび上がっている。首にはレズビアン女性の味方として崇拝される『エジリ・ダントール』のネックレス。
下はカットジーンズ。明らかにノーパンだ。ギリギリまでカットしてあり、中心を走る縫い目は割れ目にすっかり食い込んで、左右から陰毛がはみ出してしまっている。
こんな恰好で深夜のホテル街に立っていたら、薬のやりすぎで頭がおかしくなった『立ちんぼ』にしか見えないだろう。たちまち検挙されてしまうに違いない。
「お、お帰りになったのでは…なかったのですか?」
「シャワー室で可愛らしい中学生の裸を見たら、たまらなくなっちゃった…。もうマンコがびしょ濡れなの」
志津はとろんとした目つきで口の周りを舐め回した。
「ねぇ…私、欲求不満で溜まっているの。慰めてちょうだい…。10年前のあの夜みたいに…」
志津はテーブルに腰かけると大股開きで開脚した。カットジーンズが食い込む中心部にはいやらしい染みが出来ている。ジーンズを脇にずらすと、すぐ性器が露出した。
両手で左右から広げると、ピンコ起ちしたクリ豆が包皮から飛び出しており、充血した花びらはシワが寄って、経産婦らしく外側がかなり黒ずんでいる。奥からのぞく膣口が半開きになり、淫汁が滲み出していた。
志津は穴に指を突っ込んで奥から白濁液をかき出すと、蜜まみれの指を口に入れてしゃぶった。
「早く舐めてよ、私のオマンコ…。こんなに濡れてるの。一緒に楽しみましょ?」
志津は目一杯いやらしく甘ったるい声で誘ったが、直見の反応は頑なでうつむいたままだ。しばらくためらっているのがわかったが、突然ドアの方に向けて駆け出した。
テーブルの上から飛び降りた志津は回り込み、愛液まみれの手で直見を捕まえた。
「貴女が慰めてくれなきゃ、部員を食べちゃうわよ?」
「それは…困ります。剣道部では最近風紀が乱れていて…」
「理事長に頼まれて仕方なく臨時コーチになったけど、私は剣道部で思いっきりオマンコしたいだけなの。夫は最近全然イカせてくれないし」
「そんなはずないでしょう?」
「男なんて勝手よ! 海外赴任を口実に外で女を作って好きにやってるわ」
志津は言い終わるが早いか、直見の唇を奪った。
直見は最初抵抗しようとしたが、口腔内では志津の舌が暴れまわる。直見の舌を吸い上げ、歯茎を舐め回し、唾液を流し込んでいく。だんだん直見は静かになっていった。
「はああぁぁぁ……ん」
長い長いキスの後、顔をすっかり上気させて直見はやるせない声を上げた。
「あなたも何年か前に結婚したんでしょ? チンポなんかで満足できるの? 男にこんなキスができて?」
志津は直見のジャージをまくり上げるとスポーツブラを露出させた。ブラをずらすと豊かな乳房が顔を出す。Fカップはあるだろうか?
「あいかわらずデカパイね。いやらしい陥没乳頭も昔のまま…」
そう。直見の乳房の先端は普通の女とは違っているのだ。乳輪が大きく、ところどころブツブツが浮き出している。その中心には唇のような溝が横一文字に走っており、乳首はこの奥に埋もれている。かなりグロテスクなおっぱいだと言える。
志津は両手で乳房をつかむと、乱暴に揉みしだく。
「痛うっ!!」
「痛いの好きでしょ? あの夜だって凄かったじゃない。あたしの手首までおねだりして…」
叫び声を上げる直見を無視して左の乳房を強く握って先端部をくびり出し、乳輪を舌でチロチロと舐め上げる。
溝に沿って舌をはわすと、その奥から徐々に乳首が勃起して顔を出す。赤く充血した乳輪が大きく前に飛び出してきた。ようやく姿を現した乳首は普段外気にさらされないため、生々しいピンク色を保っている。目の前で見事な三段ロケットおっぱいが完成した。
「旦那はアンタがマゾ牝だってこと、知ってるの?」
「…………」
「言えるわけないわよね。どうせ溜まってるんでしょ? これから私がうんと可愛がってあげるわ」
志津は柔らかで繊細な乳首をぐいっ! とつねり上げた。
「ひぎいいいいいいぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!」
直見は中腰になって身体をがくがく震わせている。表情も苦しいというより気持ち良さそうだ。
「どうせオマンコはマン汁でヌルヌルでしょ?」
「あっ、嫌っ!! や、やめてっ!!!」
直見は急に激しく暴れ出した。何を今さら、と思いつつ志津は強引に組み伏せてジャージの中に手を潜り込ませる。
2本の指が蜜壺の中をまさぐろうとした時、何か堅いものに突き当たった。