弓野七恵を暴く-2
ある日の昼休み、翔子と玲華が七恵に様子を聞いた。今まで健太郎との事には首を突っ込まないでいた2人。
「弓野さん、川田さんと…?」
「え?あ、う、うん…。」
「健ちゃんの、おっきいでしょ?」
「うん。あんなの見た事ないわ…。でも、ようやく最近、苦痛じゃなくなったかな…。」
「七恵さんは出産経験があるから、きっとあの大きさを受け入れられるんですかね?私なんかがずっとヤラれ続けてたら、ガバガバになっちゃいますよ、きっと。」
「えっ!あ、ああ、そうね…。二十歳ぐらいでガバガバになったら、さすがに、ね?」
「それでなくても少し緩くなったんですから〜。翔子なんてけっこう回数ヤッたから必死ですよ。」
「仕事中でも家にいる時でも常にキュッキュて力入れて鍛えてるんですよ。」
「た、大変ね。」
自分もやらなきゃマズいかな、と思った。
「そうかぁ、伝説のギャバ嬢ナナエさんでもあのチ…チんにはかなわないかぁ…。」
「あ、あれはギャバとか関係ないし…。あの大きさはヤバいよね。」
頷き合う3人。
「2人はもう川田くんとは??」
「してませんよ。私達はみんなの相手でいっぱいいっぱいですからね。」
「最近みんな業績いいから忙しくて。」
武田、下川、山下、小俣…全員成績優秀だ。
「私達のおかげよね?」
「うん。」
普通の会社では有り得ない会話も、この会社では普通に感じているところが、既に感覚が麻痺している。