三十路のカラダ-5
「そのうちな、それだけで我慢出来なくて、雅江が仕事中ずっと身に付けてる事務服に興味を持ったんだ。ある時女子更衣室に忍び込んで、雅江の事務服を使ってオナニーする事に興奮を覚えてさ、射精した事務服を着て働く雅江にたまらなさを感じたんだよ。事務服の匂いを嗅いでカビ臭いって言った時があってさ、たまんなかったよ。雅江が俺の精子の匂いを嗅いだんだぜ!興奮したよ。そうしたら今度はそれ以上の事がしたくなって、事務服のポケットにあったリップに精子をつけるようになってさ、それを唇に塗ってる雅江を見て、また興奮してさ。次は雅江のカップの中に射精してさ。それにコーヒー入れて飲んでる雅江を見てホント、ドキドキしたよ。あの雅江が俺の精子の味を知ってる女になったんだもん。キスさえした事ないのに。雅江を俺の精子で汚していく感じがたまんなくてさぁ。」
「よっぽど雅江さんが好きなんだね。」
「ああ。そしたらある日、遅く帰ったら、事務所で1人でオナニーしてる雅江を偶然見ちゃったんだよね。気づかれてなかったけど。その瞬間、誘えばデキるって思ってさ、飲み会の後、何が何でも誘おうと決めて、見事雅江とヤル事が出来たんだよ。それからは愛欲の日々さ。ヤッてヤッてヤリまくったよ。妊娠して会社辞めた時に、そん時はまた新たな事務員を食いたくてしょうがなく思ってさ、散々ヤッたしバイバイだなって思ったんだけど、だんだん他の女じゃどこか満たされない自分がいてさ、逢わなくなって初めて気づいたよ。俺は雅江が好きなんだって。」
危険な愛情に少し戸惑う七恵だった。