三十路のカラダ-3
一週間、健太郎に書庫でたっぷりと肉体開発をされた七恵。あくまで肉体開発が目的だったため、初めて健太郎の肉棒を受け入れて以来、挿入されてはいない。数え切れない程の絶頂は与えられたが、体がいやらしくなればなる程、セックスへの欲望が募る。
金曜日の残業時間の調教が終わった時、欲望が抑えきれず、七恵は健太郎に嘆願する。
「川田くん…したいよぅ…。セックスしたいよぅ…。」
「へへへ、たまんないね、三十路のいい女が我慢しきれなくてセックスをおねだりする姿って。いいよ?今から部屋に来いよ。セックスしてやるよ。」
「ありがとう…」
会社をあとにした健太郎は七恵を部屋に連れ込んだ。
「これ着なよ。」
渡されたのは新しいスーツだった。
「これ、買ったんですか?」
「ああ。フフフ、早く着なよ。」
「うん。」
健太郎に見られながら着替える。
「少しだけきついだろ?ムチムチ感を出すため、わざとだよ。」
「そ、そうなんだ…。ス、スカート、短いね…。」
「長すぎても短すぎてもダメなんだ。その短さがグッとくるんだ。」
そこまで考えている事に驚いたが、それよりもムチムチ感を出すからきついのを用意したみたいだが、サイズ的にはほぼピッタリだった事だ。そこまで調べたのかと思うと驚きを隠せなかった。
「ハイヒールもはきなよ。ほら。」
「はい…。」
ハイヒールまで用意したとはまた驚きだ。しかもピッタリだ。
「よりリアルにスーツも選ばないと楽しみも半減だからね。」
ニヤリと笑う。
「しかし、七恵はホント、スーツが似合うよな。」
危険な目で七恵を見つめた。
「今日は泊まれるんだろ?」
「う、うん…。」
泊まれないとは言えなかった。
「じゃあ焦る事はないな。しばらく七恵のスーツ姿を楽しむか。」
並んでソファーに座らせる。