第2章-1
長く続く山道、片側を山の斜面に置き、反対側を森林地帯に置く細く険しい道幅を、一台の車が走って行く。ボディーを赤く染めた大きな四駆の車であった。運転席には三十台位の男性が乗っていた。髪を茶色に染めて活気の良さそうな表情をしていた。
その隣の助手席に、ルイが腰掛けていた…。
「もう少しで、家に着くからね」
「あ…はい。ありがとうございます」
少女に言葉を掛けながらも、ユウイチは、運転に集中していた。二人を乗せた車が走っている道は、乗用車一台分のスペースしか無い道であった。うっかりハンドル操作をミスすれば、直ぐに谷底へと転落してしまう道であった。
「ルイちゃんは、本当礼儀正しいね。家の兄貴の娘のアキなんて、俺の事ジジイって言うんだぜ」
「そう…なんですか?」
「全く…高学年になって、少しは淑やかになるかと思えば、全然そうじゃなくて…、口が達者なり、その上手まで出るから大変だよ。今では近所でも評判の腕白娘になってね」
「フフフ…、何かアキちゃんらしいかも…」
「こっちは、毎日振り回されているよ…どうせなら…ルイちゃんと、アキちゃん入れ替わってくれないかね?」
「それはちょっと…、無理かもしれませんね」
「そうだね」ユウイチは、軽く笑う。
「ところで、リョータ君、元気かな?」
「リョータ君って…、家の近所の子かな?」
「はい、良く入退院していた、男の子です」
ユウイチは、少し黙っていて、しばらくして、「元気だよ、つい最近、病院に入った見たいだったけどね…、時間があったら会いに行くと良いよ」
「はい、行きます」
ルイは、笑顔で答える。
その後、二人は、しばらく何も話をしなかったが、沈黙を破ったのは、ユウイチだった。
「ところでルイちゃん、ケイタイ鳴らしていたのに、出なかったのは何でなの?」
ユウイチのその問いに、それまで穏やかで笑顔を見せていた返事をしたルイの表情に少し陰りが現れた。
ー 2時間前… シオリによる、ルイへの愛撫は、その後も続いていた。絶頂を迎えたルイは身体に快感の余韻が残っていた為、その場で横になって休んでいた。そんなルイの姿を見ていたシオリは、理性が抑えきれなくなり再びルイを襲い始めた。シオリの舌がルイの全身を隅々まで舐め回す。耳朶、脇の下、首筋、お尻、指先、脚の爪先に至るまで、余す事無くシオリは舐め回した。
シオリの行為により再び快感の波に襲われるルイは、身動き出来無く、肉人形の様に弄ばれていた。顔を赤く染めて幼い身体は、シオリの艶かしい行為にビクンビクン…と、反応して続ける。
シオリの右手は、ルイの大事な部分を滑らかに撫で回し続ける、掌が動く度に幼いワレメからクチャクチャ…と、湿っぽい音が響き渡る。
「アン…アン…。おねがい…やめて…」
「分かっているけど…私の衝動が、抑えきれないの。ああ…、もうルイちゃん大好き」
シオリは、ルイの幼い膨らみかけの胸を舐め回す。
「ハアハア…」ルイは、ウットリとした表情をする。
シオリは、ゆっくりと、乳首を舐めると、歯で乳首を軽く噛む。
「アア…イヤンー」
身体が敏感になっていたルイは、身体をくねらせる。
ルイは、全身汗まみれだった。仰向けに寝ているその床一面にルイの身体から発散された汗がシミとなって形を作っていた。
ルイ自身、オナニーは、一日に一回位と決めているのだが…シオリは、そんなルイの事など、お構い無く相手の性器を壊すのではないかと思われる勢いで、ルイの陰部を弄くり回していた。
シオリの舌は、ルイの幼いピンク色に染まっている、陰部へと向かう。まだ縦筋の無毛の秘部を覗き込む。汚れを知らない幼い割れ目からは、先程から淡い粘液が、溢れ出ていた。
シオリは、ルイの大事な場所をゆっくりと際限無く舐め回し続ける。
チュバチュバ…と、濡れた音がルイの陰部から響いてくる。
「アアン…アハァ…」
ルイは大事な部分に滑らかな感覚が押し寄せてくると、激しく腰を身体をくねらせ、背中は弓なりにのけ反る。
シオリが、ルイの陰部を舐めます度に、ルイの陰部からピチャピチャ…と、いやらしい音が響いてきた。
「もう…イヤァ、ダメェ」
ルイは表情を強張らせて嘆く。
その言葉を聞いたシオリは、ルイの顔の近くに自分の顔を近付けると、ルイの唇に自分の唇を重ね合せる、シオリの唇からヌルッとした蜜がルイの口の中に入って来た。
「ンフ…」
「どう、美味しい?自分のオメコの汁は…?」
蜜を飲み込んでから、ルイは「ヤダァ…もう…」と、言う。
「分かったわ、じゃあ最後に、くっつこうね」
「え…?」
身体を弄られた疲労から、しっかりと起き上がれなかったルイは、シオリが何をしているのか分からなったが、しばらくしてシオリが、全裸になってルイの前に現れた。衣服を脱いだシオリの姿は、少し小麦色で、スクール水着の跡がクッキリ残っていた。華奢なルイと比べるとシオリの身体はスポーツ系な身体であった。
「ネエ…一緒に気持ち良くなろうね」
「え…?」
シオリは、ルイの股に自分の股をくっつけ合せる。シオリの方が少し発育が良いのか、ワレメ付近に少し毛が見えた。重なり合った幼いワレメから、ビチャッと濡れた感触と共に吸い付く様な感触が響き合う。
シオリは、興奮しながら自分の陰部を弄りながら、ルイの陰部を弄っていたので、お互い濡れた状態での貝合わせであった。シオリは、ルイのワレメに自分のワレメを押し当てて激しく擦り始める。
「ヒイィー、ヤアー!」
言葉にならない快感が、ルイを襲う。シオリの股が上下運動を行い、その摩擦と刺激がルイのワレメを激しく刺激する。重なりあった幼いワレメは、吸い付く様な感覚で激しく擦り合う。グチュグチュと、濡れた音が教室中に響き渡る。