投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

少女の頃
【ロリ 官能小説】

少女の頃の最初へ 少女の頃 9 少女の頃 11 少女の頃の最後へ

第2章-5

 アキが、後ろからルイの衣服に手を掛けて、ルイのワンピースを脱がす。白い服の下から生まれたばかりの柔らかくきめ細かい白い肌が現れる。その肌を見てアキはゴクッと唾を呑んだ。少し見ない間に同じ年のルイは、まだ幼さは残るものの女性として少しずつ美しくなり始めていた。アキはルイの身体を見て「キレイ…」と、思わず呟いた。
 しかし…今のルイは、何かが違っていた。まるで大切な何かを失いそうな、雰囲気が感じられた。「ルイちゃん…、どうしたの?」
 そう声を掛けた瞬間、「アッ!」と、アキは思わず声を出してしまった。何を思ったのかルイは、その場で失禁した。
 ショーツ越しに黄色の尿が、シャーと音を立てて股から流れ落ちて行く。ルイは、力無くその場に座り込み「ウウウ…」と、悲しみ堪えて嘆く。
「私…おかしくなっちゃった…」
 涙を堪えてルイは、言う。
「身体、綺麗に洗おうね」
 それを見たアキは、ルイを立たせて浴室へと連れて行く。
 浴室に入ると、アキは、ルイの身体を洗ってあげる。身体を洗っている間にアキは、その日起きた事をルイから聞き出す。一部始終が終わるとアキは、「大変な一日だったね…」と、同情の意を込めて言う。
「もし…また、シオリちゃんが、ルイちゃんにイタズラしようと近付いて来たら、私が追い返してやるわ…」
「ありがとう」
 ルイは、笑みを浮かべて答える。
「ただ…ユウイチ叔父さんの知り合いの、ヒロシさんは、とにかく気を付けてね。私でも、あの人は恐いわ。噂ではエッチなイタズラされた人、結構大勢いるらしいの…」
「警察には捕まらないの?」
 アキは、黙って首を横に振る。
「あの人の親が、この村で唯一警察官やっている人で、皆、その人の事を信頼しているのよ。知っていても言えないみたい…て、聞いたわ。それに被害に遭う子は、何かの弱みを握られているらしいわ。私は、それ以上分からないけど…。ただ…被害にあった子は、外に出るのが怖くなるらしいの…。私のクラスの子にも、あの人にエッチな事されて学校に来なくなった子がいるわ。家にいっても家族が合わせてくれなくて…」
 話を聞いたルイは、シャワーのお湯を出して、身体を洗い流して、立ち上がる。
「ありがとう。今度は、私が背中洗ってあげる」
 そう言ってアキを座らせて、ルイはスポンジで、アキの背中を洗い始める。
「ネエ…アキちゃん。もし…私が襲われそうになったら、助けてくれる?」
「当然よ、ルイちゃんは私にとって大事な従兄弟だし、ルイちゃんをイジメる人は絶対許さないから。安心してね」
「お願いね…絶対だよ」
「ルイちゃん…安心して、私がルイちゃん守ってやるから」
 ルイは、アキの肩に顔を押し当てて涙を流した。


少女の頃の最初へ 少女の頃 9 少女の頃 11 少女の頃の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前