SM地獄(4)-2
健吾は、喜美子を抱かない今では、仕送りを義務としていた。
それは、抱いても感じない妻、濡れない妻だったが、
それでも喜美子の美貌に魅せられたからである。
だが、それ以上に今の喜美子は健吾を興奮させる女に生まれ変わった。
息子の餌食となり
M奴隷と化した喜美子への見方が大きく変わったからである。
その妻は目の前で、淫らな姿を晒していた。
「さて、母さんのここがどうなっているかな・・」
裕次は、籐椅子に縛られている喜美子の前に座り込んだ。
彼の目の前には、喜美子は股を大きく開いている。
その真ん中には、膣が裂け左右に大きく開いていた。
花びらのような淫唇も興奮の為か、震えて濡れていた。
「もうこんなに汁を垂らすほど、気持ちが良いんだね」
「あぅ・・は、恥ずかしい、裕次さん、許して・・」
「だめだよ、これからじゃないか」
そう言うと裕次は人差し指と中指を重ねてそれを喜美子の膣に入れた。
裕次の指は、溢れるばかりの愛液でなんなく中へ入り込んでいった。
「おぉ・・凄いな、吸い付くようだよ、母さん」
「あぁ、止めてお願い・・裕次さん」
裕次の指を拒否するように喜美子は身体を捻ったが、
かえってそれが喜美子の膣を掻き回すことになり彼女は痺れた。
「あぅ・・・」
次に裕次は喜美子の股間に眼を向け、彼女の恥毛を見つめる。
「だけど、メス犬がこんなに黒々としたまん毛は似合わないなぁ」
そして思い切りそれを掴み上げると引っ張り上げた。
「きゃっ!痛いっ!」
何本かの黒い毛が喜美子の股間から抜けた。
そこは赤く腫れ上がっていた。
喜美子は泣いていた、というよりもべそをかいていた。
悲しかった。
しかし、その涙が乾くことはない。