双星の魔導師と巫女-14
「入っ……た……」
ゴツンと子宮口に当たり、根元まで肉棒が埋まる。
動いていないのにうねうねと蠢く胎内は、直ぐに出したくなる程気持ちいい。
「ぁ……ベルリア様」
「様は無しだよ」
ベルリアは気を反らす為にミヤの首筋を舐めたり吸ったりしながら注意する。
「ベルリア……」
ミヤはうっとりとした表情で名前を呼んだ。
「そう……もっと呼んで……」
少しずつ腰を動かすベルリアに腕を回したミヤは、与えられる快感を全て受け止めようと喘ぐ。
「んんっあ……ベルリアぁ……ベルリア……すごっ……気持ちいいっもっとぉ」
「っミヤ……」
大きくなる突き上げと快楽に目の前が白く霞む。
「んあぁっ!!いいっベルリアっ……だめっもぅ……」
グチャグチャと溢れる愛液がソファーを濡らすが、そんな事は気にならない。
「ミヤ……まだだよ……もっと感じて」
「はあっうっあぁっ!!」
ベルリアは更に奥に届くまで腰を打ち付けた。
「もっと……乱れてくれ……」
「いやっ!!ベルリアあっ!!もうっあっあぁっ」
ミヤの躰がガクガクと震える……イきそうなのを必死に堪えるがどうにもならない。
「ぅあっベルリアっお願いっ……もうっ」
「いいよ、一緒に……イこう」
ベルリアがラストスパートをかけると、ミヤは一気に昇りつめていった。
「ああぁぁああぁーーーっ!!」
「くぅっ……は……」
収縮する胎内に熱い欲望が注ぎこまれ、逆流して溢れ出す。
「んはっ……はぁ……はぁ……はぁ……」
「……ミヤ……」
繋がったまま髪を優しく掻きあげると、ミヤはその手に擦り寄った。
「ベルリア……」
長い一生を一緒に歩いていける大切な人を見つけた……2人はこのうえない幸せにゆっくりと目を閉じる。