ハーレムオフィッス-9
先ほどまでの甘い表情から一転、女王様ばりの冷たい表情に変貌した玲華と翔子。
「あいにく、私たちね、仕事がデキない男に興味ないの。」
「しかもムカつくのよね〜。仕事もデキないくせして女といい事する事ばかり考えてるクサレチ…ポ野郎って。あんたらには足で十分よ。足で抜いてあげようか?」
せっかくだからと答えてしまう武田。
「う、うん…」
その言葉に玲華がキレた。武田の前にガラの悪い座り方をして髪を引っ張る。
「い、痛てっ!な、何すんだよ…」
「オマエさぁ、プライドない訳?ふざけんなよみたいな感じで断るでしょ、普通?ホント情けないわね!」
「あんたらみたいなのに足でするのももったいないわ?」
翔子はハイヒールで下川の棒をチョンチョンとつつく。
「あんたらみたいな負け組はさぁ、私たちのエッチな妄想でもしながら1人でシコシコしてるのがお似合いよ?」
「私たちにいい事されたいなら業績上げなさいよ?分かった!?」
「は、はい!」
下川と武田は逃げるように帰ってしまった。するとまた甘い表情に変わった。
「山下さん、小俣さん?また仕事頑張ったらイイ事たくさんしてあげますからね?ただし、業績下げたら…容赦なさすぎですよ?」
「あ、ああ、分かったよ。」
ゾクッとした山下と小俣はニコニコ笑顔の玲華と翔子に見送られながら帰って行った。
「さ〜て、2人一緒に楽しむのは久々だな…へへへ」
2人を見つめた。
「レズさせたいんでしょ?」
玲華が言う。
「良くわかったな、玲華。」
「だって、さっき私たちを見る目が尋常じゃなかったもん!」
玲華は笑った。