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ビタミン
【エッセイ/詩 その他小説】

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ビタミン-1

聞いた事もない成分が
いつまでも喉元に苦みを残す

私は薬が苦手の様だ

痛みを消してくれてるの?

それとも誤魔化してるだけなの?

本当は歩けないわけじゃない

微熱が煩わしいだけ

それは私の日常の反映

思えば口当たりの悪い説教‥そして叱咤

理解出来ないふりをして
いつも独り泣いていた

だけどあの時あの人は

私の為に泣いていた


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