オナニー調教-9
「雅江が産んだ子供は俺の子だ。」
「!?」
衝撃的な言葉だった。
「ピルと言って、ただのサプリを飲ませて中出ししたからね。雅江は俺の精子で妊娠したんだよ。」
「うそ…」
「マジだよ。なぁ、京香がレイプの過去を消すにはレイプした男を彼氏にすればいいって事で小俣と付き合わせただろ?それと同じだ。」
「な、何が?」
「雅江が旦那とではなく俺の子供を産んだなら、俺が雅江の旦那になればいい。それで全てが正しい道になるって事だよ。結果、子供にとってはれっきとした父親と母親のもと生きていけるんだ。そういう事だ。」
「…」
話のスケールが大きすぎて頭がついていかない翔子。
「俺は雅江を忘れた訳じゃない。雅江がセックスできる体に戻るまで他の女で暇つぶししてるだけだ。へへへ、必要以上に楽しませて貰ってるけどね。」
「いつから広野さんを手に入れたいって思ったの?」
「雅江とセックスする前からさ。雅江のロッカーにある事務服をこの手にした時から、このプランを考えてた。雅江は誰にも渡さない。」
あまりの怖さにゾクッとした。
(こ、この人…怖すぎる…。)
やはり少し距離をおいた方がいいと感じた。
「玲華にはエライ興奮させてくれるけど、雅江とはちょっと違うんだな。どっちかって言うと七恵の方が雅江に近いんだよな。同じ匂いがするんだ。三十路の色気なのかもしれないけど、それもそのはず、七恵は…」
「な、なに…?」
「いや、なんでもない。フフフ」
七恵の何かを知っているような感じがする。
「とにかく七恵とセックスしたらいよいよ雅江を手に入れにいくよ。フフフ」
目の真剣さが物凄く怖い。翔子の性器はすっかり乾いてしまった。