レイプの過去を消す。-10
(分かる訳ないじゃない…。入った感触なんて。)
明らかな大きさの違いなら分かるが、一般的なサイズの区別など分からない。いったい何のためにみんなとセックスしているのかますます分からなくなった時、小俣がギンギンに勃起させて股に体を入れてきた。
「へへへ、最後は俺だね?」
肉棒を握りしめ、京香の膣口に押し当てる。
「ほら?」
グッと押し込む。
「あああん…!」
快感が京香の体を駆け巡る。
「ああ…気持ちいい…」
「ああん…」
京香は何故か他の男に挿入された時とは違う感覚を感じた。
「いつも働く姿を見て、いつかヤリたかったんだよ、京香ちゃん…」
「ああん!(京香ちゃん…?)」
自分の事をそう呼んだのは小俣だけだった。犯人も自分の事をそう呼んでいた。しかしそれだけで犯人と決めつけては健太郎のように冤罪だと言われてまた酷い仕打ちを受けそうなので様子を見ていた。
「生意気な口叩く女が俺のチ…ポにアンアン言っちゃうなんて、たまらないよ。」
京香の胸をギュッと掴み荒々しく揉む。
「ああん!」
痛いぐらいの揉み…犯人と同じだ。
「京香ちゃん…へへへ、手に収まるくらいのオッパイ、大好きだよ、俺。」
胸をグニャッと揉み潰しながら腰をガンガン振る。
「ああん!ああん!あっ…!」
犯人はナイフで脅すくらいにサディスティックな性格だし、セックスも荒かった。この中に犯人がいるとすれば絶対小俣だと思った。何よりセックスされている感覚があの時と同じだ。
(体が覚えてる…。犯人を体が覚えてる…絶対犯人は小俣さんだ…。間違いない。)
悶えながらも確信を得た京香。絶対の自信があった。