病的ハイライフ-1 それはまるで不快な記憶を包むオブラートのようなもの‥ 時折滲み出てくる忌々しい過去(苦み)は耐えがたい‥だから人は再びそれを求め始める 依存症ならまだ平気‥なんて言う間に手足も震えだす 病気はさらにひろがり蝕まれてゆく他人‥あの日から寝たきりになった僕の心は無事なのか‥? 不安も取り除けないまま僕は冷たい椅子に腰掛ける。 今見ているこの景色さえ疑いながら‥