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性儀の日
【アイドル/芸能人 官能小説】

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第一章-1

「さぁみんな起きなさい。祭りが始まっちゃうよ!」
世話役のお姉さんの声で少女達は目覚めた。

「むにゃむにゃ」

少女達はそれぞれ眠い目をこすりながら、体を起こす。

みんな素っ裸だ。
無理もない。布を体に巻きつけただけで眠っていたのだから、寝ている間に取れてしまったのだ。

少女達は、そのままの姿で、裏の井戸の所まで行き、水浴びをする。
祭りに参加するための清めの水浴びだ。

「キャ!冷たい!」「もうこっちにかけないでよぉ」

みんなめいめいに可愛い声を上げて水浴びをしている。

「みんな、水浴びが終わったら、これを腰に巻きなさい」

お姉さんが両腕に少女達20人分の祭りの衣装を抱えている。
その衣装であるが、帯に小さな布が一枚だけぶら下がった代物で、帯を腰に巻き、小さな布を少女達の割れの前に垂らすというものだ。
正面から見れば、かろうじて割れ目は隠れるが、少し角度を変えて見ると、割れ目は丸見えになってしまう。
しかしこれは、少女達の純潔を村の皆に見てもらう為の仕様なので、着ることを拒むことは出来ない。

「うーん、恥ずかしいな」「でも、儀式はこれも取っちゃうんだよ」

少女達は口々に騒ぐが、お姉さんに急かされ、身に着けていく。

「さあ、みんな、出発よ」

お姉さんはこれから、儀式が行われる場所まで少女達を案内する役目だ。ちなみにお姉さんは巫女の格好をしている。いやがおうにも、祭りの雰囲気が漂い、少女達の表情も緊張からか、少し堅くなっている。

少女達は、村人が見守る中、このほぼ全裸の姿で儀式場まで一列になって歩いていく。
その間、一言も喋ってはいけない。

風が吹き、少女達の前を辛うじて隠している布をはためかせた。小さな無毛の割れ目を見え隠れさせながら、少女達の行列は、動き出した。


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