誰が私を犯したの?-14
武田が白濁したサンダルを見ながら言った。
「でもさぁ、俺達も事務員に随分興味持っちゃったよなぁ。」
「確かに。そーいや川田さんて、広野雅江さんともヤッたんだろうなぁ。」
「ヤッたかもね。」
「いいなぁ、広野雅江さんとヤッたなんて。でも弓野さんて広野さんと同じような雰囲気あるよな?」
「ああ。広野さんを超いやらしくした感じだよね。」
2人溜め息をつき、同時に言う。
「はぁ〜、ヤリてぇ…。」
それほどたまらない女に思える。
「今いるのは島田と清水と弓野さんだけど、島田は川田さんのものだし、弓野さんもお預け食らってるし、清水しかいないもんなぁ。」
「清水も亜紀ちゃんぐらい愛想良ければいいんだけどな。基本美形だし。」
「ヤルには問題ないけどね。ま、亜紀ちゃんの後釜になるのはもはや時間の問題だけどね。」
「可哀想にな、清水も。妊娠させちゃおうかな!」
「は?結婚すんの?清水と。」
「それもいいかな。へへへ」
そんな会話をしながら後始末をして帰った。
自分の私物で性欲を満たされてるとは思いもしない京香はシャワーを浴びソファーに座りながら考え込んでいた。
「何であんな状況で濡れるのよ…、もう!」
悔しくてしょうがなかった。
「絶対見つけ出して訴えてやる!あのゲス川田を会社から追い出してやるっっ!」
亜紀の中ではほぼ犯人は川田だと決めつけていた。
「絶対許さない!」
怒りと悲しみがこみ上げてくる京香だが、まさか自分がみんなの性奴隷にされるとは、この時思ってもいなかった。