君は僕のものになるんだよ?-14
「へへへ、亜紀ちゃん…。」
「ああん、直樹さん…気持ちいい…。」
山下は亜紀を毎晩のように抱いていた。
「憧れだった亜紀ちゃんが俺の彼女になって、毎晩セックス出来るんだもんな…。へへへ」
「ああん…!」
「俺に助けて貰って感謝してる?」
「してます…。すごく…直樹さん…」
当然心にはない言葉である。
「そうか…。もう誰にも渡さないからな?俺の女だから…。」
「ああん!(き、気味が悪い男ね、相変わらず…)」
出来る事なら関わりたくないくらいだ。
「その可愛い顔も、匂いが強いアソコも全部愛してるよ…。」
「ああん!(う、ウザっっ!)」
「俺だけの亜紀ちゃん…もう離さない。絶対離さないよ?一生離さない。君は俺の子供を産んで一生幸せに過ごすんだ…。誰の精子も亜紀ちゃんの子宮に入れさせないよ?」
「…」
何か身の危険を感じた亜紀。
「亜紀ちゃんは可愛いから心配だ…。いつ誰に襲われて妊娠しちゃうか分からない。そんなの嫌だ…!誰にも渡さない…。今すぐ僕の精子を亜紀ちゃんの子宮に届けなきゃ…」
「えっ?」
「亜紀ちゃん…僕の子供を産んで?」
「ち、ちょっと…それはまだ…」
「君の子宮も僕のものだ…。僕の精子で包み込んであげるよ、亜紀ちゃん。」
「あ…ち、ちょっと…!ダメ!」
「ハァハァ…亜紀ちゃん…!妊娠させてあげるよ、亜紀ちゃん!」
「ダ、ダメ!」
「ああ!亜紀ちゃん!うっ!」
「あっ…」
頭が真っ白になる亜紀。健太郎の精子が中にたっぷりと出された。
「亜紀ちゃん…もう誰にも渡さない…。へへへ…。亜紀ちゃんは俺の物だよ…。」
「い、いやっ!」
暴れたくなったか、強く抱きしめられ身動きできない。亜紀はそのうち諦め、放心状態になる。
「きっと妊娠したよ、亜紀ちゃん。2人でしっかりと育てないとね…、亜紀ちゃん」
これが最後の健太郎からの仕打ちだと言う事は亜紀には分からなかった。