君は僕のものになるんだよ?-12
「皆川、俺に対してケジメをつけてからじゃなきゃなぁ?」
「ケジメ…?」
「ああ。ケジメだ。皆川、俺はお前にしようと思ったけど、してない事がある。」
「な、何ですか?」
「中出しだ。」
「な…!?それだけは嫌です!」
焦る亜紀。
「な〜に、俺だって妊娠されたら困るからな。だからピル飲んで中出しさせてくれよ。そうしたら今まで撮った写真とビデオ、目の前で全部廃棄してやるよ。」
「…本当ですか?」
「ああ。」
健太郎が所持している写真や動画が存在する限り、亜紀は安心出来ない。それさえなくなるのなら…そう思った。
「ピル、飲ませてくれるんですよね…?」
「ああ。」
「本当に私の写真とかを廃棄してくれますよね…?」
「ああ。それに山下以外には他の男ともうこれ以上関わらなくて済むようにしてやるよ。条件とピル、飲むか?」
少し考えた亜紀。
「…飲みます。」
健太郎をじっと見つめて言った。
「よし、分かった。まずお前の恥ずかしい証拠を全部消してやる。」
健太郎はパソコンの中の亜紀の写真や動画を確認させる。その後、何とパソコンを金槌で叩き壊した。
「そこまでしなくても…。」
「印刷した写真は破いてやるよ。」
ビリビリに破く。
「安心しろ。他にデーターはコピーしてないからな。もう写真とかでお前を脅す事はしないよ。」
そう言ってピルを差し出す。
「…ゴクン。」
水でピルを飲んだ。
「さて、皆川ともこれで最後か。名残惜しい体だけど、しょうがないな…。」
健太郎は亜紀と最後のセックスをした。
「イクぞ、皆川!うっ…!」
「ああん…」
「っく…!き、気持ちいい…。中出しはやっぱ最高だ…。」
生まれて初めて中に出された亜紀は正直怖かった。しかしこれで健太郎の呪縛から解放されるのだと思うと何て事ないように思えて来た。
「じゃあな。」
「はい…。」
健太郎の部屋を後にする。
「やっと解放された…。あっ…。」
歩いていると、中からドロッとした物がパンティに垂れた感触を感じた亜紀。
「もう、終わりだから…。」
不快な感触も我慢出来た亜紀だった。