理科室-6
ゆっくりと…
準備室のある後方を振り返る…
「っ!?!?!?!?」
そこには、見た事もない位美形の男子生徒が立っていて……
軽くパニックな美青。
バチッと合う目線…
彼の射抜くような鋭い瞳に…
とっても妖艶な瞳に…
美青は目を逸らす事もその場から動
く事も出来ずに立ちすくんでいた。
「プッ………」
突然、彼は堪えていたかのように笑い出した。
「お前面白すぎ。幽霊でも見た様なカオして。悪りぃけど俺、お前等より先に来て昼寝してただけだから。」