野生の悪魔が現れたっB-14
「ぐふッ! んッあああッ! ひゃああああッ! んッ! ッ! んんッ!」
花梨の額が床に付き、その瞬間、全身で何かが暴れ回っているかのように痙攣を始める。
勝手に上がってしまったのか、下ろしたはずの尻が背中より高い位置にあり、大きく弾んでいた。
傍目から見てもよく解る、花梨が絶頂を得た瞬間である。
それに対して取り巻きの二人は、驚きと蔑みの視線を遣っている。
土下座した挙げ句その頭を踏みつけられてイク……つまりは、快感を覚えているわけだから、止むを得ない。
「愛理、お前も踏んでやれ」
「え……あ……うん……」
命令された愛理は、快感が抜けきっていない、先程まで普通の友だちとして接していた花梨の頭を、踏んだ。
「あッうううううんッ! ッ! ッ! ひぐッ! んッ……あああああああッ!」
「花梨、ちゃんとイクって言え」
愛理の足が下ろされる中、修一は花梨へそう強要する。
しかし花梨は、快感の解放がイクという言葉で表現出来ることを知らないのだった。
「次、麻里子、踏め」
「う……うん……」
麻里子は恐る恐る足を上げ、やはり先程まで友だちとして接していた花梨の頭を……踏んだ。
「イクッ! イクーーーッ! イクッイクッ! んんッあッ! イグううううぅッ! ッ! イッ……ぃぃッ、クッ! ッ!」
訳も解らず命令されたことを連呼し、花梨は三人から頭を踏まれ、それだけで三回連続の絶頂を迎えた。
花梨は頭を踏まれることでしか最高の快感を得ることが出来ず、また、何の前触れもなく頭を踏まれても達してしまう事が証明されたのだ。
「花梨。お前は足の裏より低い位置でしかイけないんだ。お前には、その屈辱が快感なんだよ。よく覚えとけっ」
「ぅッ……あッ、ッ! ッ……ッ……」
花梨は初めて得た大きな快感に小さく跳ねるだけで何も返さない。
頭を踏まれて潮を吹き上げた恥ずかしい姿を、三人の前で晒し続けている。
「愛理、麻里子、花梨を踏んだご褒美だ。ザーメン飲ませてやる」
「はあぁッ……片桐君……」
「ありがとッ、んんッ……ぁッ……」
変わり果てた花梨の姿に感無量の彼は、昼休みが終わるまでその満足感を愛理と麻里子の口へ容赦なくぶちまけたのだった。
放課後になり、修一は一目散に友美とのコンタクトを取っている。
「あの、さ……メアド、教えてくれないかな?」