野生の悪魔が現れたっB-13
一般常識の認識で本当は絶叫したくてたまらないのに、それさえままならない。
何故なら身体は飲み込む事に専念し、ひたすら喉を動かしてしまうのである。
修一の命令なので仕方がない。
「んくッ……んッ! んんッ! ん゛ッ!」
花梨は背筋を波立たせ、腰を何度も捻っている。
喉奥で嬌声を上げつつも、胃の腑へ落ちていく小水に阻まれていた。
「いいねぇ……最高だ……」
修一は軽く天を仰ぎ、迸りを放ち続けている。
屈辱を味わわせた女が、自分の便器として使われて感じている。
いや、正確にはそのようにしてやったのだ。
性的満足感に加え、征服感も殊更に違いない。
「めちゃくちゃ興奮する……また勃ちそうだ……」
言ってしまった。
これにより、花梨にとって飲尿とは、修一に性的興奮を与えることにもなる。
「全部吸い出せ」
勢いが止まると、修一は花梨の頭を揺すって残尿を搾り取らせる。
吸い出せと言われた花梨は、無知ながら頬を凹ませるくらいに必死で吸い付いていた。
そして彼の愚息は引き抜かれたのだった。
「気持ちいいだろ?」
「えッ、えぇ……うんんッ、はああッ……」
両サイドの二人は退き気味に花梨を見つめている。
飲尿で修一が性的興奮を覚えるのであれば、いずれ彼女たちは進んでするようになるかもしれない。
しかし、それによって彼女たち自身が性的興奮を覚えることはないだろう。
だが花梨は、自身も気持ちいいと答えたのだ。
彼女たちの反応は当然のものなのである。
「もっと気持ち良くしてやろうか?」
「そんなことが……あぁッ……出来ますの?」
花梨は四つん這いのまま修一を見上げ、強請るような視線を向けている。
膨らんだ快感が花梨を責めているのだ。
とても心地好いのに、苦しいのである。
「あぁ。土下座して『イかせてください』って言ってみろ」
これは命令だ。
それに従う姿は、麻里子と愛理とが見ても当然の行動。
花梨は脚を畳むと、三人から凝視される中で素直に肘を曲げ、深く頭を下げた。
「イかせてください……」
イくということがどういうことなのかも解らず、花梨は言われた通りの事をやってのけた。
「ふっ……」
修一の歪んだ口角には満足感が表れている。
彼は右足を軽く上げ、花梨の後頭部に置き、体重を乗せた。