ワンダーランド-3
「わあっ…」
そこには、窮屈なトランクスから解放されて、元気良く持ち上がる俺のモノがある。
「…はぁー、凄い」
葉矢はソレをまじまじと見て、ため息をついた。
そしていきなりソレをギュッと握った。
「うぁ…っ！」
いきなりの刺激にソコはカチカチだ。体中の神経がソレに集まっているようなかんじだろうか。
「タケルくん…可愛い…」
葉矢は自分の胸に俺のモノを挟むと上下に擦りあげた。デカいおっぱいが揺れながら俺のモノにからみつく。ぷるんぷるんだ…。どこで覚えたんだ、こんなもん…。
「っ…は、葉矢…ぅあ…でっでるっ」
最近オナってなかったし、エッチもしていなかったソレは敏感で、余りにもあっさりデてしまった。
「んむ…なんか苦い」
葉矢はというと、口の周りにかかった俺の精液をかき集めて舐めている。その光景はとてもエロチックだ。
「葉矢っ！」
俺は我慢できず、葉矢に飛びつくと、彼女の股間にむさぼりついた。
「きゃっ！タケルくん…あっ！…はぁっ…そこわぁ」
割れ目を舌でなぞると、ナカから甘い蜜がトロトロと溢れてくる。そこから少し上へいくと、ソコには葉矢の花心があった。
ぺろっ
「ああん！」
一舐めで、かなり感じている。俺はソコを執拗に責め立てた。
「あっ！…あん…あぁ…タケルくん…っう」
葉矢は俺の頭を鷲掴みにし、懸命に快楽を貪ろうとしている。
「指…入れるよ？痛かったら言って…」
指を入り口にあてると、ゆっくりと挿入していく。じゅぶじゅぶと入っていくが、指一本でもなかなかの締め付けだ。
「お前、処女？」
聞いてみると
「あ…当たり前だよぅ…タケルくんにあげるって…あん…決めてたんだからぁん…」
身悶えしながら可愛いことをいってくれる。これはたっぷり可愛がってやらないとな？
「優しくしてやるから安心しろよ？」
そう言いながらもナカの指の出し入れを始める。ナカからは蜜がトロトロと止めどなく溢れている。
「あっあっ…あぅ…んぁっ！」
喘ぎ声はセクシーだ。
「もう無理…いれるぞ？」
指を引き抜くと、ナカからはどろっと蜜が流れてきた。そこにそっと俺のモノの先をあてがう。
「タケルくん…キて」
葉矢の目が真っ直ぐに俺を見つめる。
「いくよ…」
じゅぼっ
先を入れるだけで一苦労だ。予想以上に締め付けが強い。
「くっ…」
思わず勢いよくナカに押し込んでしまった。
「あああっ！痛いっっ！」
葉矢の悲鳴があがる。
「だっ…大丈夫か！？痛いんだったらもうやめようか？」
俺は情けなく狼狽えてしまう。しかし葉矢は微笑んで
「大丈夫だよ…お願いだから続けて…？」
としがみついてきた。本当は痛いくせに…。愛しさがこみ上げてくる。俺は無言でうなづくと、ゆっくり腰を動かした。葉矢の痛みが紛れるように、胸を揉んだり、キスをしたりしながら。
最初はそれでも痛そうに強ばっていた身体が、しばらくそうしているうちに解れてきた。そして葉矢の口から喘ぎ声が漏れる。
「あっ…あん…タケルくぅん…はっ…」
俺はその声にあわせて、腰を強く打ちつける。
「葉矢っ…くっ…葉矢ぁ…」
「タケルく…ん！あっあっ！だめぇ…」
ふたりともあっと言う間に上り詰めてしまった。
「タケルくん！葉矢イっちゃうぅぅ！！」
「あっ…くぅ…俺も…っ！」
葉矢の爪が、俺の背中にめり込んだ。
「ああぁあぁーーっ」
葉矢はそう叫び、四肢をピンと張った。そのとき、葉矢のナカが勢いよく絞まった。
――ヤバい！
そう思った時はもう遅く、俺は葉矢のナカに欲望を吐き出してしまっていた。
「…ほんと、ゴメン」
俺はぽつりと呟いた。葉矢はどんな顔をしているだろう。
――ナカで出すなんて…な。
葉矢はまだ女子高生だ。世間で言うと淫行かもしれない。
俺はバカだ。ホントバカだ。謝ってもすまないかもしれないけど、ゴメンよ、葉矢。
「別にいいよー」
いきなりそう聞こえた。
「ちょっとビックリしたけど気持ちよかったし！」
驚いて葉矢を見ると、にっこり笑っている。
「それに、赤ちゃんできたらタケルくんに責任とって結婚してもらうし！」
葉矢はうれしそうにそう言った。
「もう寝よ？葉矢疲れた。それは起きてからね」
布団に潜り込む葉矢を見ながら、思った。
お前は俺の楽園だ。いや、楽園と言うよりは不思議の国…かな？コロコロと表情を変える不思議の国。
これからはお前だけを真っ直ぐに見つめるよ。この手を握りしめたら今すぐにでも感じられる。ずっと信じてるから。どんなに変わろうと、お前がいるなら。
愛って奴を。