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ワンダーランド
【その他 官能小説】

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ワンダーランド-2

「ありがとう、葉矢」
何だか嬉しくて泣きそうだ。そんな俺を見て、葉矢は
「じゃあーご褒美にキスして?」
と唇を指さす。どこまでも可愛い葉矢。俺は葉矢の肩に手を置くと、そっと口づけた。そっと触れ合うだけのキス。すると葉矢は強請るように
「…タケルくん大人なんでしょ?大人のキス…して?」
と上目遣いで見つめてきた。
「駄目だよ…そんなことしたら」
シたくなるだろ?
そんな俺に気づいたのか、葉矢は顔を赤らめながらも
「いっ…いいの!タケルくんなら絶対後悔しないから」
と抱きついてきた。
「お願い…」
俺はその言葉をきっかけに、葉矢の腰に手をまわした。そしてそっと唇を唇に押し当てる。柔らかい唇。その唇をそっとなめてみる。葉矢は少しピクリとしたが、俺は構わず唇を吸い上げた。葉矢の腕が俺の背中に回された。
それを合図に俺は葉矢の唇を割って、口内に差し入れた。暖かい。柔らかく歯列をなぞると、葉矢の腕に力がこもる。
「ん…んぅっ…」
舌を絡め取り唾液を送り込む。最初のうちはなすがままの葉矢も、段々慣れてきたようで、自分から俺の舌を追って俺の口内に入ってくる。
「んっ…ぅんん…」
口の端からとろりと唾液が溢れて流れ、滴り落ちるがお構いなしだ。
口を離すと、葉矢の唇はテラテラと光っていて、何とも官能的だ。
「イイ?」
俺は葉矢にそれだけ聞いた。葉矢はコクリとうなづくだけだった。俺はひょいと葉矢を抱き上げると、寝室のベッドまで運んだ。すごい軽いんだなぁなんて思いながら。
寝室にはベッドとサイドボードとランプがあるだけのようなものだ。こういうとき、本当に掃除してて良かったー!と思う。
葉矢をベッドに降ろすと
「…あの、シャワーは?」
と聞かれた。そんな!こんな盛り上がってるのに…。無理だ。俺はもう我慢できない
(昼風呂入ったし!)
俺はイタズラっぽく笑うと
「駄目。俺もう我慢出来ないもん」
と、葉矢のセーターをまくりあげた。白い肌と、黒いセクシーな下着が現れる。
「…凄いセクシーな下着つけてんね」
俺は少し驚いて呟いた。それを聞いた葉矢は、頬を赤く染めて
「えへへ…今日こうなる事を想定して、し…勝負下着?」
と照れている。
「ばーか!こんなもんはぎとるんだから意味ないよ」
そう言ううちに、葉矢の上半身は一糸纏わぬ姿になった。
「は…恥ずかし〜」
葉矢は顔を両手で覆っている。その間に俺はスカートも脱がし、葉矢はパンティ一枚になった。
「恥ずかしいのはお互い様だろ?俺だって脱ぐんだから」
トランクス一枚になった俺は、葉矢の顔から両手をはがした。
真っ赤な顔の葉矢。その葉矢の視点がある一点に集中している。
「なに見てんだよ」
葉矢の視点は、俺の股間にセットされている。何か恥ずかしい。
「あんま見んなよ!」
俺は葉矢のおでこにデコピンをした。
「だって…ぁん」
葉矢が口を開くのと同時に、俺は葉矢のおっぱいを揉んだ。
「お前の言ったとおりでかいな…」
そう言って、胸を揉んでいくと、その頂点がピンと固く勃って来た。それを指でつまんだり、こねくり回したりすると、葉矢の口から声が漏れた。
「あん…タケルくぅん…」
凄く可愛い。俺は乳首にむしゃぶりついた。舌先で乳首を弄ぶ。口内で転がす。
「タケルくん…あぁ…何かもう…」
葉矢は感じやすい様で、もう目がトロンとしている。
そっと下半身に触れると、ピクッと反応する。
「もう濡れてるよ?葉矢って感じやすいんだ?」
俺は意地悪く耳元で囁いた。
「やぁ…そんなこと言っちゃヤだぁ…」
その台詞にますます興奮した俺は、パンティの上から葉矢の割れ目をなぞる。
「あん…くすぐったいよぉ……」
そんなこと言いながら、パンティには段々とシミが広がっていく。セクシーな黒い紐パンだ。黒いから良く分かるんだ。
「これじゃ、はいてる意味ないよね」
そういって俺はパンティを脱がそうと、紐に手をかけた。が、その手は葉矢によって制止された。
「駄目…まだだよ?葉矢もう凄い濡れちゃってるから、今度はタケルくんの番」
葉矢はそう言って起きあがると、俺を押し倒した。
「な…なに?」
慌てて聞く俺にはお構いなしで、葉矢の手は俺の股間に延びた。そこは山型にトランクスが持ち上がっている。葉矢の手は、俺のトランクスをするっと脱がしてしまった。


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