野生の悪魔が現れたっA-7
少し頑張りすぎたようだ、と自嘲気味の笑みを口元に浮かべてしまう。
先程必死にイチモツを舐め回していた二人を交互に見遣り、抜けきらない快感を反芻した。
五限がもう直ぐ終わりそうな昼下がり。
あの究極的快楽の昼休みからまだそれほど時間は経っていない。
それなのに、思い出すだけで男根は疼き出す。
そして修一はまた自嘲した。
「それじゃあここを……栗栖さん、口語訳してみて?」
「は〜い……」
森田優子(もりたゆうこ)に指名された栗栖美波(くりすみなみ)は怠そうに席を立ち、黒板へ向かう。
その背を見つめ、修一は相変わらず愚息に血流を集めた。
新婚人妻女教師もなかなかの太腿を持ったクラスメートも、その気になればいつでも堕とせるのだ。
ゆくゆくは、クラス全員が彼にひれ伏すことになるだろう。
「っ!!」
クラスハーレム化……彼はついに閃いてしまったのだ。
クラスメート全員をマインドコントロールする事が出来れば、授業中さえも快楽を吐き出せる。
いや、そのためには教師勢もある程度手懐けなければならないが、クラスメートの人数を考えればそれ程苦ではない。
逆に教師勢を全員堕とせたなら、学校全部をハーレム化させることさえ夢ではないのだ。
修一は一人燃えた。
まずはクラスメートと、第二学年に関わる教師勢を手に掛ける作戦を考えるのであった。
放課後になると、修一は屋上で友美の口を堪能した。
彼は仰向けに寝転んで友美を跨がらせ、太腿に顔を挟ませ、尻を振ることで揺すってもらい、そんな中での口舌奉仕から口内射精、勿論ゴックンまでさせる。
さらに、それが終わればずっと夢見ていた膝枕……修一は感動のあまり思わず頬擦りしている。
「やん……くすぐったいよ……」
友美は修一の髪を撫でながらクスクス笑った。
彼の命令ではないにも関わらず……。
「何だか、不思議」
「え?」
修一は頬擦りを止め、顔を上に向けた。
柔らかく微笑む友美としっかり視線が合う。
「ほら、可愛い子多いからさ……私なんか興味ないんじゃないかな、って……」
「……え?」
確かに友美には興味はない。
もっと言えば、他の女子とあまり変わらないくらいの興味しかなかった。
さらに言えば、特別好意を持っている異性は今はいないのだ。