野生の悪魔が現れたっ@-9
快感に痙攣する様子を肌で感じ、修一はこの上ない満足感を抱くと同時に興奮を最高潮にまで膨らませていく。
「友美……」
「ぁッ、ぁぅぅッ……ふぇ……?」
微かな余韻に浸りながら視線を下ろす友美の顔は確かに上気している。
「挿れさせろ」
「ふぁッ……うんッ、んんッ……」
修一に為されるがまま友美はベッドに横たえた身体を仰向けにし、誘うように大きく股を開いた。
挿れさせろと言われたからには、挿れ易い恰好にならなければならない。
自分に拒否権がないことを心に刻まれた彼女は、命令に従うのが当然と認識しているのだ。
それに何の疑問も持たず、新たな常識が増えたかのように……。
「え……片桐君の、大きいよ……」
服を脱ぎ捨てる修一を見ていた友美はあまりのイチモツの大きさにシーツを掴んで頬を赤らめている。
「え? そうなの?」
野郎のそこに興味があるわけでもない修一は変な自信を持ちながらベッドの上へ移動する。
友美はいよいよといった様子でそっと目を閉じた。
「ここでいいんだよな?」
ヒクヒクと動いている穴に先をあてがいながら不安げに訊く修一に
「そ、んぁぁッ……そこッ……」
友美は焦れったさを覚え身悶える。
しかし直ぐ
「ひッ! うううッ、くうんんんんッ!」
胸を張るように背を浮かせ、歓喜に震え上がった。
場所を知った修一が自身を全て挿入したのだ。
「うはああぁ……すんげぇ気持ちイイ……」
肝心の修一はというと、脱童貞の瞬間を噛みしめるように目を細めている。
隆起したシンボルが友美の熱に感じ、包むと言うよりも絡み付いてくる柔らかい肉に溶けるような錯覚さえ覚える。
しかも強く締まったり、撫でるように蠢いている。
それがまた快感を与え、彼は数分その状態を堪能した。
「かッたぎり、くんッ……? んッ……焦らさないで……おッ願い……」
我慢できないのは友美の方だ。
既に経験済みの彼女にとって、膣内で跳ねるだけの肉棒の刺激は焦れったくて仕方がない。
淫口の内面全てに感じる圧迫感に気持ちは逸るばかりである。
「あぁ、ごめんごめん」
緩んだ顔に緊張を取り戻した修一は、ロストチェリーという一大イベントを続行していく。
「んんん……ッ、ぁッ……」
ゆっくり腰を引き
「あああんッ!」
一気に奥を突き上げた。