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ドS彼氏とドS→ドM彼女
【SM 官能小説】

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3.ドS彼氏とドS→ドM彼女-1

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「…ん……んん…?」


目が覚めるとまだ夜だった。

さっきより月が高くなっていた。



「ちょカル兄ぃ…!

何で俺まで…。」


「いいじゃん兄弟なんだから。」


部屋の隅でカルと誰かが揉めてる。


グイッ

「っ……。」


起き上がろうとしたが、ベッドに両手首を縛られているようで、動けなかった。


っていうかよく見たらM字開脚で縛られていた!



驚愕する私をよそに二人で兄弟喧嘩する二人に苛立ちながらクビを精一杯伸ばして様子を見た。



「……!!」


さっきの店員…!!


どうしよう!?

こんな格好を知らない人に見られるなんて…!!



羞恥に顔を染めると同時に、さっきのように、中を熱くさせる私がいた。

それが悔しくて、ちょっと涙が滲んだ。


屈辱だわ…!

私って結構Sなのよ!?



「ばカルオ…。」



つい声に出してしまった。


「……あ、起きたんだ。」


カルオが綺麗な笑みを作ってこっちに歩いてきた。


そして


「結ってMだよね。」


カッと目を見開く私に彼は気づいていないかのように続ける。


「だって、引っ掛かれて縛られて濡らしてたもんな?

……かわい。」



言いながら覆い被さって私を見下ろす。


獲物を得た鷹のような瞳で見下している。





どこまでも私のプライドを傷つけて…!!


少しの反抗として、思いっきり睨み付けてやった。



「その顔大好き。

手負いのメス猫みたいで。」



クスクスと真っ黒い前髪を揺らしながら、何かをピッと押して、私の上から退いた。

まるであの店員に見せるかのように。


「…!!

ふ…んぁっ…!…はぁ…んぅ…っ!」


バイブが稼働しだした。



思わず腰を捩って快楽に反逆する。


「「……っ!!」」


誰かの動揺と息が重なった。


あの店員だった。

見ると、暗闇でも分かるくらいに真っ赤に頬を染めて、私から目を離せないでいる店員の彼がいた。


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