カウントダウン-6
「んぅ……は……」
少し唇を離したエンは、確認するようにキャラの目を覗きこんだ。
潤んだ緑色の瞳はエンのオレンジ色の目を見つめ返して微かに微笑む。
床でヤるのも何なので、エンはキャラを抱き上げて寝室へと移動した。
ベットにキャラを降ろすと再び唇を奪い、服を脱ぐ。
あらわになったエンの肌にキャラは手を這わせた。
意外と……たくましい。
「っ……」
ビクリと反応してしまったエンは負けじとガウンの隙間から手を滑りこませる。
「あっ……んっ……」
キャラの口から甘い声が漏れた。
「……可愛い……」
エンは首筋にキスしながらクスリと笑う。
いつも男っぽいキャラがこんなに可愛いく感じられるとは思ってなかった。
「はっ……恥ずかしいんで言わないで……下さい」
キャラは顔を赤くして躰をくねらせる。
お互い恋愛感情などまったく持ってないのに、気を紛らわす為だけに肌を合わせているのだ。
甘い言葉などいらない。
「ん〜？正直な感想だよ〜？」
エンは唇を下げて谷間にキスしつつガウンを剥ぎ取った。
さっきアビィを介して見たし、感触も堪能したのだが……やはり生は違う。
普通の女性よりかなり筋肉質ではあるが、全体的に柔らかい肌は触っていて気持ち良い。
「はぅ……んんっ」
胸を持ち上げるように揉み、頂点を舐めるとさらに甘い喘ぎ声。
もっとしてほしい、とキャラはエンの頭を抱いて催促した。
「あっあんぅっ……き……持ちい……やぁんっ」
荒くなっていく呼吸……胸を舐める水っぽい音……あり得ない相手との行為……背徳感が……興奮に変わる。
「エンさんっ……もっとっ……」
「キャラって感度いいねぇ〜…アースに仕込まれてるだけあるぅ……」
そう言ったエンは乳首に強く吸い付いた。
「はぁう！あぁっ」
ビクリと跳ねたキャラの躰を押さえつけるようにして、執拗に舐めしゃぶる。
「あっあっあぁんっ」
そのまま右手を滑らせて茂みをかき分けると中指を蕾に触れさせた。
「あうっ」
小刻みに震わせると逃げるようにキャラの腰が揺れる。
エンは中指と人差し指、２本の指を愛液溢れる蜜口に入れてぐちゃぐちゃに掻き回した。