17才の花嫁(第5章)-4
ベッドに入ってから、しばらくは髪を撫でられた。
「緊張してる?」
「ううん、してない」
「ほんとは緊張してるのかも。だいじょうぶだからね」
「うん…」
頬にキスされた。そして、肩にそっと手を置いてきた。くちびるを吸われた。強く吸ってきた。智花も応えて、強く吸った。
やがて、智花の口は開けられて、舌が入ってきた。夢中で舌に舌をからませた。今までも経験してきた愛撫だ。唾液と唾液が混ざり合って溶け合う。男性の匂いを強く意識する。
舌と舌がからみあう中で、ネグリジェのボタンをひとつふたつはずされた。乳房に触れてきた。手のひらで包み込むように揉まれた。今までも許してきたところだ。
「おっきくて柔らかい。素敵だよ」
智花の口から舌を抜いた祐太は乳房を誉め称えた。
「恥ずかしいから言わないで」
「いいじゃないか」
乳房を揉んでいた手は、ピンク色の乳首に触れてきた。右の乳首を人差し指と中指で摘まんで、擦りながら引っ張ってきた。
「ぁっ、ぁぅっ、、」
刺激が下半身にまで伝わった。
「痛い?痛かったから言って」
首を微かに振った。軽い痛みの中に不思議が感覚があった。快感だろうか?
ネグリジェのボタンは、もうふたつはずされた。智花の二つの乳房はむき出しになった。右の乳房を強く揉まれた。揉みながら祐太は、左の乳首にくちびるを当ててきた。
「ぁぁ、ぁぁ」
乳首を吸われたとき、下半身の敏感なところがピッピッと刺激された。結婚前にも経験してきた愛撫であった。祐太はこの愛撫のあと、智花の下半身を愛撫したいとせがんできたことがあったが、恥ずかしさもあって智花は許さなかった。
初夜にすべてを許すと決めていた。