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大奥淫乱魔境
【ファンタジー 官能小説】

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大奥の日常-1

大奥、それは女の花園。ここ魔王城でも日夜、魔王を巡る愛憎劇が繰り広げられていた。
そして今日も、サキュパスの姫、エリシアと、バンパイアの姫アヌコイの喧嘩が勃発して
いた。喧嘩の発端となったのは、バンパイアの姫、アヌコイが魔王のナニをしゃぶる時、
思わず、ナニから吸血してしまったことにある。吸血された、魔王のナニは、いつもの
ギンギンとしたものではなく、ふにゃちんへと姿を変えてしまったのだ。それにより夜
の営みを長期休業となってしまった魔王であったが、不満は大奥の女達の方が大きかった。
サキュパスの姫、エリシアは、大奥を代表してアヌコイを責めたてる。
「あなたが、やったことは、重大な罪よアヌコイ!土下座して謝りなさい!」
 すると、アヌコイは開き直ってこう言った。
「吸血ごときで、ふにゃちんになりさがってしまう魔王様に問題ありだと思うわ」
 アヌコイは続けた。
「だってそうでしょ、フランケンシュタインの姫だって、お〇んこが臭いからって萎え
られたのよ、信じられないわ」
 そう反撃され、少したじろいだエリシアだったが、すぐに、
「あなた、ただ普通にセックスできないからって、醜いにもほどがあるわよ!」
 と責め返した。そして、
「あなたの乳首から、くさやの臭いがするって、魔王様嘆いてらっしゃったわ!」
 と、とどめの一撃。これにはさすがのアヌコイも撃沈しかけた。しかし、アヌコイは、
このままで、済ましてたまるか、と言わんばかりに、エリシアに掴み掛かり、揉みあいに
なった。そんなこんなで、争いごとの絶えない大奥であった。



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