第二回「楓、散る」-3
「はあ、はあ…この淫売めが…ワシより先にイキおって…お仕置きをせねばな。」
大泉は、再び電撃凶器を手にすると、艶々しい粘液を湛えた淫口にそれをあてがった。
「ここが、一番キクだろ?かえで。ここに欲しいじゃろ?」
牝の前面に廻った変態議員は、女の顔を覗き込みながら、問いかけた。
「そ、そこだけは…お、お許しを…」
「何故だ?ここに刺激が欲しいんだろ?」
楓の微かに残る人間としての理性が、耐え難い苦痛からの解放を求めた。
「そこに…そこにされたら…コワれちゃいますぅ…」
視点の定まらないトロリとした視線を、脂ぎった主客に向け、最後の哀願を乞う少女。
「なぁに、女のカラダはなぁ、この程度じゃコワれねぇんだよ。甘ったれんなッ!この売女がっ!」
二度の哀願に怒りを覚えた男は、もはや鬼畜と化し、最後の罵声を発すると、直後に更なる電撃を与えた。
「ギヤァァァァ!!!」
ビンッと、全身を仰け反らせる牝。無慈悲な拷問に抗する術は持ち得なかった…断続的に三十秒ほど加えられた電撃は、この婢女の理性を完全に崩壊させた…
「アヒイィィィ…イヒヒィィィ」
トロけた白痴の表情、だらしなく垂れ流しの唾液、繰り返す潮吹き状態の股間、繰り返す性感痙攣と絶叫のアクメ・ダンス…
「これでどうじゃッ!」
鬼畜は狂った少女に何度も何度も狂気の電撃を与え続ける。
「ヒヤァァァ!!ヒイィッ…ググウゥゥ!!」
「ごらぁ!この馬鹿女めっ!」
「イイイイィィィッ!!」
全身に電撃を受け、数々の感電創を帯びた少女は、時々ビクンと痙攣し、意味不明なうわ言を発する以外には、もはや電撃にも反応しなくなっていた。もう、全ての筋肉と神経が制御不能なのである。
「今日はこのくらいで勘弁してやるか…この女、コワれちまったし。」
祭壇から降りようとする大泉に一人の白装束が声を掛ける。
「先生、この哀れな生け贄女に、是非とも“お情け”を…」
「お、お情けって…大丈夫なのか?やっちゃっても…」
改めて祭壇の上に眼をやると、他の白装束どもが生け贄を吊るす木枠を手際よく降ろしつつあった。
「ええ、大丈夫です…神を慰めるための責め苦に耐えた婢女には、せめてものご慈悲で愛欲を満たしていただきたいのです…哀れな娘に“お情け”を…」
「おっ、おう。いいだろ。ワシも最後は普通にイキたいからの…」
白装束に促され、祭壇の奥に向かうと真紅の大布団に果てている楓が横たわっている。
「おお…かえで、ようガンバったの。ようやった…」
キズだらけの少女の肢体に身を寄せる強欲爺は、器用に褌をはだけ、怒りに満ちた男根を、その柔肌にすり寄せた。
「ウッ…ウフゥ…ン」
爺の肉体に刺激された牝の身体は、充分に媚薬の薬効が回り、緩んだ老人の身体を求めた。
「いいか?いいのか?」
キズだらけの少女の肢体をいたわるように触れる大泉には、すでに鬼畜の表情は失せていた。
「お、おなさけを…」
少女はユルりと老人の首筋に手を絡みつけ、蚊の泣くような声で情愛を求めた。
「かえで、ええ娘や…かえで…」
少女の被虐の表情と甘い吐息に老人の怒張は青年のそれに等しくいきり立ち、もはや我慢も限界に達した。
「かえでっ!ほれっ!」
「イイイィィィ!」
まるで恋人のように絡み合う老人と少女…
「はあっ…はあっ…ええぞっ、ええっ!」
「ハアアァァ…いいっ!」
大泉は楓の膣腔にわずかに残る媚薬の刺激と共に、娘の収縮を味わった。
楓は大泉の滑らかな腰付きに、とろけんばかりの快感を悦んだ。
「イッ…イッちゃいそう…」
性的調教を日々受け続ける婢女たちは、性感部分が常に敏感となっている。楓は老人の男根によって、絶頂の淵に達しつつあった。
「まだ、イクなよっ…ハァ…が、ガマンせいっ!」
「アアァァァ…ハ、ハイッ…クッ!…ウウウゥゥゥ…」
大泉は自分よりも先に淫売女が絶頂を迎えることを許さないらしい…楓は性感の土俵際で老練なセックス・テクニックによる怒涛の攻撃を必死で耐えねばならなかった。
「ほえっ、どうらっ?…かえれぇ…」
首筋や乳首を散々ナメ回しながら、少女の肉体を愉しむ大泉…
「ハグゥ!ウウウゥゥ…いっ、イッてもよろしいですかぁ…」
必死の踏ん張りの中、絶頂を哀願する少女。
「よっしゃっ!イッてやる。イッてやるからの!」
「ハ、はいっ!イッて下さいっ!セ、センセイッ!」
「お、お、おおお…っ…イ、イクっ!イクッ!」
「アアアアァァァ…イ、イッっちゃうッ!イッっちゃうゥゥ!」
楓にムシャぶりつき、グッと上体を仰け反らせた大泉は、自らの孫ほどの少女の内臓の中で熱い精を放出した…
「ハァァァァッ!ウグッ!…クッ!…ウッ!…」
老人の醜い分泌液を膣の奥で感じた楓は、性感の土俵を割り、ようやく自己の欲情を解放させた。ピクンピクンと身を震わせて…