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メイリア
【その他 官能小説】

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メイリア-1

 馨一が、ふと、気がつくと本棚に見知らぬ壷がある。
「なんだこれ?」
まったく、見覚がない。
 家族の誰かが、勝手においていってのだろうか。
なんとなくてにとってみる。
突然、壷から、白煙が、上がる。
「な、なんだー、こ、これー」
突然のことに床に壷をとしてしまったが、白煙は、止まらない。
もうもうと立ちこる、白煙の中に人影が、現れた。
「呼ばれて飛び出て、じゃじゃ〜じゃ〜ん、なんちゃったりして、えへっ」
白煙が、収まると、一人の女性が立っていた。
長い黒髪に赤い唇、瞳の色は、赤紫色。
小柄ながら、バランスの取れた美しいスタイル。
しかし、極端に露出の多い服装だった。
ほとんど、乳首と乳頭部分しか隠れてないトップスとハイレグでTバックのボトムの黒いビキニ。
目が、てん状態の馨一。
「だれ?」
「あ、はじめまして、私、悪魔のメイリアです。」
「・・悪魔?」
「はい」
「・・・で?」
「はい?」
「・・・悪魔が、なんのよう?」
「いやだな〜、悪魔の用事って言ったら、あれしかないじゃないですか」
「あれ?・って?」
「なんでも、3つの願いをかなえてあげます。かわりに、魂ください。」
「ああ、そうか」
「はい」
「・・・・」
「で、願いは、何ですか?」
馨一は、メイリアを凝視してる。
「・・・・」
「あの?」
「・・・いっぱつ、やらせろ」
「はい?」
今度は、メイリアの目が、てんになる。
「えっ?ええええええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ?!!!」
「何だよ、なんでも願いを、かなえるんだろ?」
「えっ?えっ?えっー??????いっぱつて、わ、私ですか????」
「そう、そう」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、「困ります! 困ります!困ります!だって、私、悪魔ですよ!」
「なんでも、願いをかなえるっていったじゃないか!」
「それは、そうですけど……,別に私じゃなくても、例えば、世界中の美女としたいとかでもいいんですよ。」
「とりあえず、目の前のいっぱつがいい」


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