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名門女子剣道部・愛花
【同性愛♀ 官能小説】

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最初の試練-1

1.
 今日は愛花たち新入部員が練習に参加する初日である。
 おかげで愛花とつかさは朝からずっとドキドキしていた。
 一方、美貴もその日は朝からそわそわと落ち着かなかったが、その心境は複雑なものだった。
 愛花を剣道部に迎え入れるのは嬉しい。しかし玲に「勝手に手を出してはダメ」と釘を刺された上、浮気防止のためあることを命令されてしまったのだ。

 それは説明会の日に締めていたふんどしをそのまま次の練習日まで締め続けること。

 おかげでふんどしはすっかり薄汚れて、ところどころマン汁の跡が黄色い染みとなってごわごわしている。こんな汚らしいふんどしを締めた恥ずかしい姿を見られたくない美貴は、ここ数日体育や練習の時間もトイレの個室の中でこっそり着替え、ふんどしの中に消臭スプレーを吹いたりしているのだ。
 そして放課後。

「主将と副主将からお話があります。全員、道場に集合して下さい!」

 愛花たち1年生30人は2年生・勝田八千代の号令の下、道場で横一列になって正座しながら3年生を待っていた。
 現在、剣道部に在籍している部員は25人。いきなり部員が倍増してしまったことになる。説明会での演説とセクシー演舞の効果があり過ぎたのだ。
 そこに稽古着姿の玲と美貴らがやってきた。
 凛々しくも颯爽とした2人の姿に、1年生たちの憧れを秘めた熱い視線が注がれる。
 しかし2年生たちが全員直立不動で出迎え、その場の空気が緊張感でぴーんと張り詰めた。
 玲と美貴は1年生を前ににこやかに話し始めた。

「皆さん、私が主将の橘玲です。伝統ある星月女学院剣道部にようこそ! これからの3年間、一緒に剣の道を究めていきましょう」
「副主将の船橋美貴です。これから皆さんにお話しするのはとても大事なことです。よく聞いて下さい」

 少し間をおいて、美貴は話を続けた。

「我が剣道部では、主将や顧問の命令は絶対服従です。例えどんなことでも、です」

 一瞬、場の空気がざわついたが、2年生がぐっとにらみを利かせて黙らせた。

「そこの1年生、起立しなさい」
「えっ? あ、あたし、ですか?」

 愛花の隣りに正座していたつかさは、いきなり美貴に指名されてびっくりした。そしておそるおそる立ち上がった。

「袴を脱いで見せなさい」

 感情をまったく入れない事務的な声で美貴が命令した。

「はいっ!」

 つかさは一瞬とまどったが、腰で結ばれた帯を解き始めた。袴がばさりと下に落ちる。稽古着の下からスポーツショーツと肉付きのいい健康そうな太ももがあらわとなった。

「あなた…パンツをはいてるわね? そのパンツも脱ぎなさい」
「えっ…?」

 思わずつかさは聞き返した。

「今ここで…ですか?」
「そう。早くしなさい」

 長い沈黙が訪れた。
 周囲の視線が集まり、押しつぶされそうな緊張の中。
 どうしていいのかわからないつかさの目には次第に涙がこみ上げてきた。
 ひっく、ひっく。

「…ません。で…き…ません」

 泣きじゃくりながらつかさが呟いた。

「先輩の命令がいくら絶対でもあんまりですっ! 許してあげて下さい!」

 愛花の声だった。
 普段は活発なつかさが泣きじゃくる姿を見て、愛花はありったけの勇気を振り絞り、親友を庇おうと必死に立ち上がった。

「じゃあ、あなたでもいいわ。パンツを脱ぎなさい」
「…はいっ!」

 愛花はあっという間に袴を下ろすと、素早くパンツを脱ぎ捨てた。マンガチックな動物のプリントが入った可愛らしい白パンツが足元にふわりと落ちた。
 その時、一同が目を見張った。
 愛花のアソコには、まったく毛が生えていなかったのだ!
 両脚の付け根にこんもりと膨らむ目に優しい柔らかな土手。その中心を走る愛らしい割れ目がすっかり剥き出しにされていた。
 まるで幼女のような、無垢なパイパンマンコ…。
 衝撃的な光景にその場にいた3年生と2年生の目が釘付けとなった。
 特に美貴は激しい欲情のあまり胸の動悸を急には抑えることができず、次の言葉を発するまでに数秒を要した。

「…わっ、我が剣道部では袴の下にパンツをはくことは禁止です! ノーパン、もしくはふんどし着用のこと!」
「1年生! 全員パンツを脱ぎなさい! 2年生! ふんどしを締めてあげなさい!」
「はいっ!!!」

 脇で待機していた八千代たち2年生がやってきて、愛花たちの前に並んだ。それぞれ手に持っている白布は、美貴愛用のものと同じ8cm幅のふんどしだった。
 もじもじする1年生から袴とパンツをひっぺがすと、初々しいお尻にギリギリとふんどしを締め上げていく。恥ずかしさと股間に食い込む痛みにヒーヒーと黄色い悲鳴が上がった。
 慣れた手つきで手早くふんどしを締め終えると、2年生はそれぞれ最後にお尻をぴしっと叩く。「きゃっ」という声が上がった。
 勝田八千代が号令をかけた。

「1年生! 袴をはいたら筋力トレーニング開始! ついてきなさい!」

 八千代が1年生を指揮して準備運動を開始したのを横目に見ながら、玲は美貴にこっそり耳打ちした。

「美貴がご執心のあの子、気に入ったわ。私がもらうわね。私の新しい世話係にしておいて」
「えっ…?!」
「さぁ、私たちも練習を始めましょう」

(そんな…っ!!)

 玲が愛花を自分の物にすると宣言したのだ。剣道部では主将の命令は絶対だ。逆らうことは許されない。あまりのことに美貴はどうしていいかわからず、その場に固まってしまった。
 あの愛らしいパイパンマンコを、玲があらゆる手段を使ってなぶるであろうことはわかりきっていた。かつて自分がされたように、である。
 美貴は激しく動揺し、必死に冷静さを保とうと努力した。が、竹刀を振るう腕もどこか力なく、心なしか震えていた。


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