最初の試練-4
2人のみだらな腰の動きはさらにヒートアップしていく。
「つかさちゃん、あたしまたイクッ! イッちゃうよう…!」
ぷしゃ〜っ…!!
感極まって愛花が失禁した。
つかさの膝にあたたかい奔流が伝わって、ぬるぬるの愛液が洗われてゆく。
「愛花ったらおもらしして赤ちゃんみたい…くすっ」
つかさもちょっと下腹に力を込めてそのまま放尿した。
周囲にあたたかな湯気を立ち上らせながら2人は甘いキスをねちっこく繰り返す。
お互いの膝をお互いの愛液とおしっこでぬるぬるにして行う、はじめての愛の交歓だった。
夕暮れが迫り、すっかり薄暗くなった校舎裏でからみあう2人を見つめる影があった。
それは顧問の沖直見だった。
2人は駅までの帰り道、手をつないで歩いた。わざと人気のない道を選んで遠回りした。
パンツも靴下もおしっこや愛液でびしょびしょ。とてもはけたものじゃなかったので、仕方なく全部脱いだ。2人ともノーパンだ。お尻がスースーする。
「あの、さ…」
2人ともずっと黙っていたが、愛花から沈黙を破った。
「言わないで。愛花が船橋先輩を好きなのは知ってるから。でも、あたしは愛花が好きなんだ」
「つかさちゃん…」
「あたし嬉しいんだ。はじめての相手が愛花で良かった。ずっとこうなりたいと思ってた」
柄にもないつかさの真面目な告白に、愛花は耳たぶまで真っ赤になって下を向いていた。
「愛花…」
「なぁに?」
「あたし、愛花のこと…大好きっ!!」
ばさっ!!
つかさは後ろからいきなり愛花のスカートをまくり上げた!
真っ白なお尻が丸見えになった。
「きゃっ!」
「や―――い、お尻丸出し〜!! つるつる娘〜!!」
「もう〜、つかさちゃんのバカー!!」
走りながら駅へと向かう2人の顔には、いつもの笑顔が戻っていた。
4.
あれから1週間。
残酷な体罰の生贄となった美貴は3日ほど練習を休んだが、ずっと登校は続けていた。
美貴の顔色や体調が悪いことに同情が寄せられ、机の周りはプレゼントで一杯になったが、真相を知る選抜メンバーを皆口をつぐんでいた。
船橋先輩は何か主将の気に障ることをしたに違いない。
明日は我が身、だ。
そう思って練習に精を出すしかなかった。
一方、愛花とつかさは剣道部の厳しい練習を必死に耐えていた。
八千代のしごきに耐え切れず、退部していく者も出始めていた。
愛花の家は星月女学院から電車で10分ほどの場所にある。
3人家族だが、父が海外に単身赴任しているので現在は母の志津と2人暮らしだ。
志津は横浜に電話オペレーターとしてパートに出ており、週4日ほど外出する。
「ああんっ…美貴お姉さまぁ…」
練習のない日曜日の午後、愛花はベッドの上で自分を慰めていた。
ふんどしって…一体どうやって締めるのかな?
美貴のようになりたくて、浴衣の帯を持ち出して自分の股間に当ててみる。
腰に巻いて股をくぐらせてみるが美貴のように綺麗な形にはならない。
(先輩にふんどしの締め方を教えて欲しいな…)
着物を全部脱いで素っ裸になり、美貴にふんどしを締めてもらっているところを想像しただけで胸の動悸はいっそう激しくなった。
陰核包皮の上からたっぷりと揉み込んで十分大きくしてから、唾液でたっぷりと濡らした指でクリトリスを刺激する。
すると膣口の奥から粘液があふれ出してとろとろになるので、それをすくいとってクリトリスになすりつけ、さらにつまみ出していじる。
愛花は果てる時によく潮を吹いてしまうので、腰の下に必ずタオルを敷いていた。
あの日、部室の窓から除き見した光景は衝撃的だった。
憧れていた船橋先輩が、あんなにひどいお仕置きを受けるなんて…。
凛々しいふんどしを締め込んだ先輩の綺麗なお尻。
そのお尻が棒で打たれて真っ赤に腫れ上がっている様子は、見ていてなんだか胸がドキドキした。
とてもかわいそうなのに、自分の力ではどうすることもできない。
じっと黙って見ているしかない自分が無力で、くやしくて、歯がゆいのに。先輩の苦痛のうめき声を聞くたびに、なんだか自分が先輩をいじめているような気分になって興奮してしまった。
しかもこっそり覗き見しているという罪悪感がこれを盛り上げた。気がついたらアソコをいじってしまって、勢いで親友のつかさともあんなことになってしまった。
(アソコをいじるのって、なんて気持ちいいんだろう!)
激しい練習によるストレス発散で、毎日のオナニーも愛花の日課となってしまった。
全身が痛くて肩も凝っている、というのを口実に居間から持ってきた大型マッサージ器。
これを取り出すと、愛花は上にまたがって股間に押し当てた。
ヴヴウウウウウウゥゥゥゥン…!!
スイッチを入れると強烈な振動が愛花を襲った。
「あんっ! あんっ! あんっ! あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁんんんんっっっ!!」
半開きになった口からだらしなくヨダレをたらしながら、恍惚とした表情で歓喜の叫び声を上げる愛花。
マッサージ器の先端には8つの突起がついたアタッチメントが取り付けてあり、愛花の赤く充血した花弁を湯気が立つまでもみくちゃにしてくれる。これが愛花の一番のお気に入りだった。
速度や強弱はその日の気分によって自由に変えて、ソフトな日は座布団を挟み、激しくイキたい日はこうやって直接当ててイキ狂う。ちょっとしたオナニー中毒患者だった。
美貴と出会ったあの運命の日以来、愛花の身体は確実に淫らな牝へと変わりつつあった。