第2章-2
何やら川崎が眼を輝かした、他の男も同じである。
「美咲ちゃんと、沙也香ちゃんに、私達でお礼のマッサージしてあげましょう、
二人とも頑張ったしね」
「あん、高崎さん、あたし達は大丈夫ですよぉ」
「いや私達にやらせてよ、美咲ちゃん」
「はぁそうですか・・そう言ってくれるのなら、お願いしちゃおうかな」
4人の男達の身体をほぐし、少し疲れた姉妹はソファに横になった。
美咲と沙也香は自分たちがしたことで、
老人達が喜んでくれることが嬉しかった。
ソファに横たわり、肩や腕を優しく揉んで貰っている内に気持ちが良くなり、
いつのまにか、うつらうつらしていた。
暖かい午後の陽射しの気怠さと、少し疲れたせいかも知れない。
それは妹の沙也香も同じである。
男達の巧みなマッサージは始めは軽く肩や腕だったが、
次第にそれはあらぬ場所へと移動していく。
二人の寝入った少女の身体を男達が撫で回す。
服の上から、肩や腕を触っていたが、ゆっくりとその手は腰や尻に滑っていく。
その手の感触は緩やかで、まるで蛇のように若い肉体の上を這っていた。
服の上からだったが、次第に腰や尻、そして乳房までもが揉まれていく。
若い姉妹にはそれぞれの男達の手が執拗に這っていた。
姉の美咲には高崎と、川崎が・・
妹のプチプチとした沙也香の身体には、佐々木と竜崎の手が忍び込む。
ふと体中を愛撫されていることに気がつき始めた美咲は、驚いた。
「あぁ、おじさん・・ダメですよ、そんなところ」
「良いんだよ、美咲ちゃん、おじさん達はこういうことが楽しみなんだよ、
どうか、こんなおじさん達の我が儘を聞いておくれ、お願いだから」
そう言いながらも高崎の手は美咲の乳房に優しく触れていた。
その手は柔らかく羽のような手触りである。
「あん・・だって・・」
美咲は困惑した顔をしているが、少女の身体は反応していた。
始めて感じた男の手触り、気持ちいいこの感触。
(どうしよう?このまま怒って帰っちゃったら、おじさん達悲しむかな・・)
どこまでも純真で優しい彼女達の心がかえって、
彼女達の貞操を危うくしていた。
そう思いながら美咲が妹の沙也香を見ると、彼女も同じだった。
お互いに顔を見ながら小声で言った。