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色ボケ夫婦
【その他 官能小説】

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妻の色ボケ-1

もう余命もあまり無くなってきたな………

今まで通り生きていくのも、少しは自分の欲望のまま生きていくのも我が一生。

家族を養い平凡でも幸せな一家を造ってきた………

それが自分も一番楽で幸せに暮らす事だったから。

しかし、子供達も独立してしまった今、法に触れて警察にお世話にならん限り…………


もういいじゃないか……………自分の欲望のまま生きてみても……
夜中に妻のパンツを脱がし女淫を舐めていたら妻が起きてアンタ頭が可笑しくなったのって怒った。

いや。俺は昔から淫乱だった。

でもな、一家安泰を思うとな…………
僅厳実直なふりを演じてきた………

だがな………子供達が独立してくれた。

もう仮面を棄てて己の欲望のままに生きていきたい。

お前が同意出来ないなら財産の三分のニは渡すから離婚してくれ。
明日早速若い娘を金で買ってやりたい放題する。


そんなに苦しい思いをさしていたの………

いいわ!私も若い衆を連れ込んでやりたい放題するから
一緒に色ボケしようよお父さん。
後5年くらいしかないわ……………

ありがとう。

という事で俺達夫婦の色ボケ生活が始まった。

とりあえずマイホームを売り払い手頃なマンションに移り子供達に出入り禁止を申し渡した。

3人の子供達に遺産相続分の金を渡した。


子供達も老後の親の面倒から解き放たれてニコニコしている。

馬鹿な子供達。

嫁の1人が真剣に困ります。
実家の親に叱られます。
泣いてくれた。

馬鹿息子の嫁だった。
コイツだけがまともだな…

後で妻と話した事だった。

俺達夫婦も両親に同じ事を言われた時は泣いて怒った。
妻も一緒に泣いて止めた。

両親は俺達夫婦の言う通り老後を旅行や花園を造り生きとおしてくれた。

思えば大変な親不孝をしてしまった。

幸い俺達夫婦の子供達は馬鹿ばかりだった。

嫁には内緒で貯金通帳を造って送ってやろう。

アナタ、若い衆とやってるの見ていて欲しいの………



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