第一章〜女騎士と王子〜-6
「イ、イク‥‥!イってしまうっ」
無意識下に教えられた言葉を繰り返し絶頂を訴える王子の様子を耳元でレイナはほくそ笑む。
「イって下さい、ガチガチになったオチンポからザーメン出しながらイって下さいな!」
大きく腰を動かしながらキョウの耳元へ舌先を差し込み唾液を流し込んで耳穴をも舌で犯し。
「おぉぉぉ!イクゥゥ!」
雄叫びのような声と共にペニスから精液が射精されていき、瞳はグルリと裏返り大きく開かれた口からは絶叫と涎が溢れキョウは快感に満たされた意識を手放す。
「ああ、二回目なのに凄く沢山射精なさってますわね‥‥」
大腿部に感じるペニスの脈動と精液の感触に淫蕩な溜め息をつきながら身体を引き起こすとだらしなく気を失っているキョウを満足そうに見下ろし
(飲み物に媚薬を盛ったとはいえ、予想以上でしたわ)
彼の深層心理には深くレイナとの情交が刻まれた事であろう。
(一年間、たっぷりと私に嵌まっていただきますわ‥‥ウフフ)
彼女の思惑等知る由もないキョウはただ気を失ったまま、四肢を脱力させるだけであった。