小説一覧
缶コーヒー
作家:りこ
私自身が鬱病なのでその経験を生かして書きました。
はるか、風、遠く
作家:しのぐ
「私ね、蓮くんと付き合うことになったの」親友の蓬がそう言ったのは昨日の放課後だった。
エイプリル・マジック
作家:small
ねぇ、覚えてる?そう。始めて一緒にランチした日。午後から、予備校の仲のいいグループで遊ぼうって。
最後の夏。
作家:堤空
5日後には夏の甲子園の県予選が始まる。 あたしたちにとっては最後の夏ー…。
「Why dont me…?」
作家:賢
「面倒なことになったな。」溜め息まじりにベッドに転がる。右手には、もう型遅れとなった、使い古した自分の携帯電話。
10days
作家:鈴風
あたしは今、16年の人生の中で1番幸せかもしれない。「折原 柚香さん、俺と付き合ってください。」そう言ってにっこり微笑んだ彼は、あたしがずっと好きな人だった。
恋のわがまま
作家:鈴風
「来ない…かな。」俺、根岸 鳴海は待っていた。大好きな彼女を。
こうして恋が始まった
作家:鈴風
彼氏に振られ、放課後図書室で時間を潰していたあたし井上 亜紀は根岸 鳴海に突然告白された。
「今日もまたあの場所で」
作家:賢
目の前には、蒼く澄み渡る広い空。もう夏も終わり、秋になろうという時期なのに、南中を少し過ぎた太陽は、暖かさというよりはむしろ暑さを持った光を降らせている。
「一生ダイスキッ☆」
作家:クルミ
あたしが一番困ってる事…それは、間違いなくアイツの事。「みなみぃ〜!!!」ガバッ!
恋が始まる少し前
作家:鈴風
「図書室にいるなんて珍しいね。井上 亜紀さん。」名前を呼ばれて顔を上げると根岸 鳴海が目の前にいた。
こんな恋の始まり
作家:鈴風
本当に偶然だった。たまたま忘れ物を取りにきたあたしは、告白すらできないまま失恋をした。
『everyday』
作家:Wマグカップ
雨上がり特有の香りがする。早朝に雨があがったのか、人がまばらに出始めた今もまだ匂う。この匂い、あんまり好きじゃないのかも、と花はふとぼんやり思った。
キミのうしろ
作家:akane
「なぁ…ちぃ?」学校からの帰り道。あたしに背中を向けながら悠太はあたしに話しかけた。
Friends
作家:島和樹
主審が右手を上げる。「ストライクバッターアウト」 ちょろい、七回終わって0対3かよ。しかも、相手チームは俺の球にかすりもしねぇ。 ハッ! 雑魚が!
バレンタインの事情
作家:鈴風
バレンタイン。それは、女の子が堂々と好きな人に告白できるという、勇気のないあたしには背中を押してもらっているような日。
夕焼けの季節に
作家:中野翔
放課後。 私は珍しく、朱に染まった教室の中にいた。誰もいない教室は、何だか無性に、寂しかった。
SQUALL
作家:しのぐ
ザー…ものすごい音をたてて、突然雨が降ってきた。夕立かぁ、傘持ってきてないのに…。
「チャリ・マジック」
作家:small
透からメールが届いた。「冬休み、そっち帰るから。暇あったら飯でも行こうぜ!」なんて、ノンキなメールが。どこまでほんとか分からないよ?
パシリ的主張
作家:瀬名咲樹
昼休み開始のチャイムとほぼ同時に、オレの机の上に100円玉が並ぶ。