小説一覧
恋が始まる少し前
作家:鈴風
「図書室にいるなんて珍しいね。井上 亜紀さん。」名前を呼ばれて顔を上げると根岸 鳴海が目の前にいた。
こんな恋の始まり
作家:鈴風
本当に偶然だった。たまたま忘れ物を取りにきたあたしは、告白すらできないまま失恋をした。
『everyday』
作家:Wマグカップ
雨上がり特有の香りがする。早朝に雨があがったのか、人がまばらに出始めた今もまだ匂う。この匂い、あんまり好きじゃないのかも、と花はふとぼんやり思った。
キミのうしろ
作家:akane
「なぁ…ちぃ?」学校からの帰り道。あたしに背中を向けながら悠太はあたしに話しかけた。
Friends
作家:島和樹
主審が右手を上げる。「ストライクバッターアウト」 ちょろい、七回終わって0対3かよ。しかも、相手チームは俺の球にかすりもしねぇ。 ハッ! 雑魚が!
バレンタインの事情
作家:鈴風
バレンタイン。それは、女の子が堂々と好きな人に告白できるという、勇気のないあたしには背中を押してもらっているような日。
夕焼けの季節に
作家:中野翔
放課後。 私は珍しく、朱に染まった教室の中にいた。誰もいない教室は、何だか無性に、寂しかった。
SQUALL
作家:しのぐ
ザー…ものすごい音をたてて、突然雨が降ってきた。夕立かぁ、傘持ってきてないのに…。
「チャリ・マジック」
作家:small
透からメールが届いた。「冬休み、そっち帰るから。暇あったら飯でも行こうぜ!」なんて、ノンキなメールが。どこまでほんとか分からないよ?
パシリ的主張
作家:瀬名咲樹
昼休み開始のチャイムとほぼ同時に、オレの机の上に100円玉が並ぶ。
コンビニ的恋愛
作家:瀬名咲樹
梅雨の合間の晴天。久しぶりの空の青にぼーっとする。陸上部を引退して一週間。放課後はいつもこんな感じ。
「グラスメイト」
作家:デルタ
彼女が学校に来たのは、その日だけだった。誰もいない教室。差し込む夕陽。終わりを告げる景色の中で、彼女だけが、確かにそれを拒絶していた。
グレープフルーツ・ムーン
作家:テック3
12月24日(水)今日はクリスマスイブ。年に一度の恋人達のイベント♪
『小指の爪』
作家:月永 彪
「お前はどんなのがいいの?」「指がきれいな女の子ってさ、いいよな」予備校の教室。休み時間にふとそんな会話が耳についた。
太陽は沈まない
作家:デルタ
「しょうがないって、もう一度頑張りな。」ふてくされている香奈を見て、しょうがなく慰めの声を掛けた。
Our Music
作家:ネコスケ
人との付き合いが苦手な少年と綺麗な歌声の少女との、音楽を通した愛のかたち
Summer〜君がくれたもの〜
作家:飛鳥
夏が終わり、秋がくる。そうして季節は巡り、また夏がくる。
青かった日々
作家:初心者
普通の少年と、その友達が描くちょっとだけありそうなお話……。
Last Magic
作家:真比羽
パタン…パタン…と、あの足音が聞こえくる。ドアが開いたなら、どんな顔をしようか。
唯高帰宅部茜色同好会!
作家:メッセンジャー
昨年はひどい結果に終わった球技大会。今年は女性陣にいいところを見せるため、男性陣が奮闘する。