テレス・キオネ
【ファンタジー 官能小説】
私は湖の氷の穴を探って、浮いてきたキオネの金色の髪をひっぱり、体を引きあげた。
リンゴを詰まらせた白雪姫のように、糸つむぎの呪いの針に刺された茨姫のように、今のキオネも眠っている。
唇にだけはさわらない。白雪姫も茨姫も、そこに触れさえしなければ永遠に抱いてやることができたのだ。
リンゴを詰まらせた白雪姫のように、糸つむぎの呪いの針に刺された茨姫のように、今のキオネも眠っている。
唇にだけはさわらない。白雪姫も茨姫も、そこに触れさえしなければ永遠に抱いてやることができたのだ。
テレス・キオネ
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18歳未満の方はご遠慮下さい。
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