PiPi's World 投稿小説
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No689-04/16 18:29
女/るな
F902i-A6jxMi41
ここは 冷たく 暗い…

一人佇む僕は

誰かをさがすわけでもなく

助けを求めるわけでもなく

ただ じっとしている…


僕はどうしてここにいるんだろう?

誰かを傷つけ
そして傷つき

何のために存在しているのだろう?


僕の存在はあまりにも無意味で

僕が消えてしまっても
誰も気づかないんじゃないか…


誰かに気づいてほしい

誰かに優しく包み込んでほしい


傷つき悲鳴をあげる心を隠し

僕は仮面を被る


目の前に広がるは

漆黒の闇…


そして僕は果てのない闇の中を歩き始めた…
No688-04/16 16:18
女/木蓮
P902i-3eLWE.NG

あの頃は
何もかもが輝いていた

あの頃は
その言葉の意味も
重みも知らず

簡単に吐き出していた

けれど

その言葉の意味も
重みも知った



そう簡単には
口にしなくなった

いや

できなくなった

でも

君には伝えたくて仕方ない

安くなるなんて言わずに

いつも
その日
その時の

気持ちを伝えたいんだ



受けとめてくれるかい?
No687-04/16 14:45
男/ソロ
P902i-Dkh21NsM
最近あまり言わなくなった

愛してるって一言を


子供が居るから恥ずかしい

今更なんか照れ臭い


でも

たまには言ってみようかな


夕食がちょっとだけ

豪華になるからさ
No686-04/16 02:35
男/マコト
F901iC-U8KUhpGc
力いっぱい叫んだあの日
力無くうなだれたあの日

どちらもなにも変わらない

違いがない

変化を求めてさ迷って
変化を得られず泣きじゃくる

人は強くなんてないって言うけど
人を強弱で分ける基準すら
僕らは教えてもらっていないんだ

叫んだあの日も
うなだれたあの日も

求めた変化は
人からの評価

得られなかった変化は
人からの期待

僕は注目されたくて
何かをしようとしていたけれど

それだってどうでもよくなったら

好きなことをやるしかないじゃない
No685-04/16 01:55
男/マコト
F901iC-U8KUhpGc
誰の心にも残らない
誰の記憶にも名を刻めない

それが孤独なら
僕の名前は
孤独の二文字で成り立つだろう

寂しくもない
切なくもない
何もない

そう思い続ければ
僕は本当にそうなれる気がして

強がりとも呼べない
ただの無気力な人間に
堕ちて果てる

今はまだ
そうなれていないから
寂しいけれど

いつかきっと
そうなれるから

テレビの中で騒いでる
面白いことを眺めながら

無理矢理笑っていようと思う
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