PiPi's World 投稿小説
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No715-04/25 23:48
男/delta
PC-rMUYoDkE
ドアは錆付いている

窓の外は鮮やかに、陽光
鳥は空を舞い
木々は優しく揺れる

向かいの通りから、笑い声
子供は道を駆け
風は暖かく抜ける

ドアは錆付いている

上着を羽織り 
靴を履く
また開かないドアに手をかける
知っている
ドアは錆付いている
知っている
だけど何度もノブを回す
だから何度もノブを回す
No714-04/25 23:25
女/ふん
AH-K3001V-gkOs0O/K
伝わらない気持ってつらいょ。
やっぱりつたえなきゃ何も始まらない。行動しなくちゃ伝わらない。
みなさん愛する人に好きって気持伝えよう。
その後は気持良くて「愛する」ということは無意味じゃないって分かるから。
No713-04/25 22:04
男/賢
P901i-oDey9rh2
この部屋は
あなたの部屋は
あなたに似ている

静けさと
美しさと
そして淋しさと

誰でも入れるけど
誰も受け入れない

ただ通り過ぎるだけ
僕もただその一人ですか

この部屋は
あなたに似ている
No712-04/25 18:18
女/夕貴
PC-gMviuZfd

こいのぼりが
空をおよいでいる

ほら
とても気持ちよさそうに

だけど同じ場所でしか
泳げない

少し かわいそう


でも 高いところから
視る景色

高いところの
地上より
おいしい風が

少し 羨ましい



・・・夕貴は高いとこ苦手です(汗・恐恐恐)
No711-04/25 17:09
男/闇授
N900i-H3N8l1JK
後悔に苛まれる
螺旋を彷徨う思考
形あるものは壊れる
その現実

復活と再生に
望みを託し

実を直視せず
虚に逃げ込む

形あるものは壊れる

再生する

居心地のよい夢の中
此処には
唯一人
共にあるのは紡がれた鎖

葛藤を終えたら
巨大な岩を退けよう

一瞬
痛いほどに眩しいが
すぐに慣れる
未来は慈愛に満ちている
そう
輝く程に

手を伸ばせ
自分で切り開くのだ

一人ではつまらない
例傷ついても
もう
夢の中には戻らない

何故
そこには何もないと
気付けたから
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